電気工学科の３年に編入する際に、このシリーズと工業数学の本を読むように薦められました。
当時は、オームの法則も記憶していないほど、電気工学の知識が抜けていました。
半年くらいで、電気基礎講座を読んで、残りの半年で制御基礎講座を勉強しました。
その後、メカトロ基礎講座をはじめ、全シリーズを読破しました。

無事、規定の年数で卒業できたのは、この講座のシリーズと工業数学の本のおかげだと思っています。
電気科を卒業していない人が、電気の勉強を始めるのには最適の本だと思っています。
松下からソフトウェアのプログラムの基礎講座がでるのを期待しています。

HWエンジニアの新人教育だけでなく、
制御系組み込みソフトウエア開発者の基礎教育にイチオシ。
「先輩が丁寧に教えてくれる」ようなストーリーの本です。

トランジスターの基礎、使用目的から、実際のセンサーやアクチュエータを動作させる回路の説明など、手取り足取りの内容です。

1980年初版の本、本のサイズを大きくし、カラーにリメイクしたらいいのになぁ。