多方面に渡る手紙のサンプルがあり、書き方のスタイルもオーソドックス＋ちょっとした気のきいたものになっています。なので、英語に慣れない人や、どうやって手紙を書き出したら分からない人にはとてもいい一冊だと思います。

ですが、ある程度英語を日常で使っている人にとっては、"So what?"って感じで、当たり前すぎて大変物足りないでしょう。

『オシャレな英語の手紙…』というタイトルから、なんとなくネイティブもどきの手紙の細かい芸が載っているのかと思って買ってしまいました。早合点。。。本のタイトルとか、どこかに読み手の対象が分かるようなものが欲しかったです。

いきなり英文で手紙を書くのは初心者には大変なこと。どこから手をつけて良いかわからず、便箋を前にかたまってしまったことありませんか？

そういう初心者にとってこの本はとても頼れる『強い味方』です。
その大きな理由は次の２つ。個人的にこの２点で、類似の本と比較して勝っていると思います。

目次に書かれている通り、①バリエーションが豊富なので、フォーマルからインフォーマルまで、目的に応じて参考にできるので活用範囲が広い。
その上、②自分らしいフレーズをつくる為のヒントもリストになっており、そのフレーズを単語や時制を少し変えるだけで、オリジナルの文章を作ることができます。

e-mailのやり取りにも十分応用して使える１冊です。

English speakerにメールやカードを送るときはこの本を開きます。最後の締めにもう一言！とか、なにか気のきいた文句をはさみたい時など、すごく頼りになる本です。ラブレターのお返事の書き方まで指導してくれる実用本など他にないのでは？ｗ

ビジネスレターなら、それ向きの本を読むほうがいいでしょう。親しい人（または親しくなりたい人）にお手紙したい人にはとても勉強になる本です。

　あらゆるケースの例文、表現が載っているため、非常に参考になる。かしこまった文はもちろん、友人に書く気軽な文章例もたくさん出ている。ただ、私には所々の文章や表現がやや古いのではという気がしなくもなかった。 　しかし、それでも、英語の手紙を書く家庭には、１冊おいてあると心強いと思う。