戦争中の人々の息遣いがリアルに伝わってきます
★★★★★
資料はすべてカラーで保存も良く豊富です。
かなり小さい印刷物の文字も読めるので、実際に自分の生活がこれらのもので埋め尽くされたらどんな影響を受けるか想像せざるを得ませんでした。
子供から大人まで鬼畜英米を憎み、自国のやっている事はすべて善であるという考え方に自然となっていくのではないか。
たとえ疑問を感じたとしても、敢えてそれに反する思想を持ち続ける意志を失っていくのではないか。
実際国民は思想を変えるよう、当時使いうる手段すべてで方法で強いられていたわけです。
メディアから隣人まで戦争に向かってまっしぐらに進まなければならないと圧倒してくるわけです。
戦争反対などとは冗談でも言えない空気が充満しています。
この本を子供、ティーンエイジャーにはぜひ見てもらいたい。
そして考える糧にしてもらいたい。
学校の図書館に常備して欲しい資料です。