受け取られる方が不快に思われるような、傷みのひどい本、見苦しい本などは扱っておりません。本品はカバーによく見ると細かい線が入っている程度で、あとは目立つような傷・汚れもありません。本文は使用感もなくよい状態です。気持ちよく鑑賞していただけるのではないかと思います。専用書庫にて保管しております。ご注文確定後、速やかに送付いたします。
タイトルで損しているのでは
★★★☆☆
一言で言えば、子供と子供に接する大人を対象としたカウンセリングの本。タイトルにそれがダイレクトに表現されていないので、せっかくの本が損をしているのではないかと気になった。モヤモヤした気分を持ちながら、それを思うように表現できない最近の子どもたち。親などのおとな達もまた子どもたちを扱いかねている。そのような大人を対象にした、やさしい言葉で書かれたカウンセリング入門書である。専門書ではないので、カウンセリングについて体系的に書いてあるわけではない。しかし、ばくぜんとした不安や悩みを抱えた子供を持つ親、子供と接する機会の多いその他の大人に読んでもらいたい本である。単なる解説ではなく、一部に具体例、練習問題などもあり、また、巻末に著者が主宰するカウンセリングルームの住所と電話番号があるが、欲を言えば、この分野をもう少し体系的に知りたい人のための参考書数点の紹介があってもよかったのではと思う。
その通り!だけど・・だから・・。
★★★☆☆
正に現代の子育ての行き詰まり、問題点を探り当てていると思います。
読者は思い当たるところがあるのだと思います。
だから初版から7年以上も過ぎてなお、売れ続けているのだと思います。
新書の本を読んでいてよく感じることですが、
切口やタイトルで読者の不安をあおっておきながら(たぶん売れるように・・)
結局、その指摘された問題の対応策が示されていないものが多いなあと。
この本にはその辺りも書かれていますが、もう一つ物足りませんかねえ。
私のおすすめはフォーカシング関係の本です。
特にこの本がおすすめ!
こころの天気を感じてごらん―子どもと親と先生に贈るフォーカシングと「甘え」の本
ぜひ、読んでみてください。
ネガティブな気持ちと向き合う
★★★★☆
ストレス社会の中で、いかにポジティブに自分を見失わずに生きるかなど様々な本があふれる中でこの本は「自分のネガティブな気持ちを認めることの大切さ」を説いています。以前に子供教育関連の仕事をしていたこともあり、親から子への影響力の怖さは目の前で見てきました。「大人に余裕があってこその子育て」と理解していても今の日本の社会システムでは正直大人も自分自身のことで精一杯だと思われます。自分の心や他人の心を知る難しさを実感させてくれる良書だと思います。ぜひ読んで見てください!
教育者の方は読んでおいた方が良い
★★★☆☆
子どもと、いかにしてコミュニケーションを
とっていくか、ということをテーマに書かれている。
非常に読みやすく、理論としても筋が通っている。
コミュニケーション技術は、現代では必須の能力になりつつあるが、
ビジネスだけでなく、親や教育者の方も身につけておくべき技術の
ように感じる。
「こころの力」を育てる・・・を見て購入したが。
★★☆☆☆
帯にあった、『「こころの力」を育てる』と、目次を見て購入しました。
私は、現代の子どものこころの問題や、それを支える大人のコミュニケーションや
こころの問題の本だと思ったのですが、この本ははっきり言って、「教育専門書」です。
なので、私のような、子どもの親でもない、教育者でもない人間が読んでも
あまり役に立つ記述はありません。
他の方のレビューにあるように、教育書としてはいいのですが、
一般的なコミュニケーションを扱った本や、一般的な心理学の本ではないので、
それを念頭に購入の際考えた方がいいと思います。
私もまえがきを読んでから、買うべきでした。
でも、私が人の親になるまで、とっておきたいです。