真っ白いコットン
★★★★★
真っ白いコットンの洗いざらしのシャツのような、
とても気持ちがいい印象を受ける本。
素敵です。
1965年生まれとあるからもう40代も中盤に差し掛かっているのに、
まるで少年のようなピュアさ、純粋さがあり、
一方でたくさんの知り合いや経験や思慮深さがあり、
松浦さんは本当に魅力的な方だな、と思いながら
その著書を拝見しています。
この本も台湾のヂェンさんの話(功徳と不徳)とか
特別なカレーライスとか、松浦さんのモノゴトに対する真摯な考え、
日常をただ過ぎ去るものと捉えず、
日々をこちらから掴んで大切にいとおしんでいく、という感じが
著書からよく現れていて、こちらも読んでいて心が洗われ、
日々に真摯に向き合おう、という気にさせられます。
地に足のついた、素敵な1冊だと思います。
これから春という季節を迎えるのにぴったりの1冊です。
是非ご一読を!