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校長は興銀マン―4年間の出向で学校が変わった!

価格: ¥307
カテゴリ: 単行本
ブランド: 学事出版
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淡々とした迫力 ★★★★★
大阪の橋本知事が文部省と大喧嘩をして衆目を集めておりますが(どちらかと言えば私は橋本派)、この本は、文部省教育にどっぷりと使ってきた教師が子供を教えることの不安定さ、その結果生じた2003年問題・2008年問題が抱える本質的問題(ただでさえ若い人が少なくなるのに、この教育を受けた若者は日本をどうしていくのか・・・)を考えさせます。
筆者が職業文筆家ではなくこれらの問題を(ある意味)淡々と記していることが、いわゆる評論家の書く文章に勝る説得力を感じました。
更には、どちらかと言えば世の中の非常識グループに属している銀行員が書いているのがまた面白いですね。
面白くて、一気に読了! ★★★★★
銀行員が校長先生? 

フムフム、こりゃ面白いぞと読みはじめた。さほど名門とも思えぬ(失礼!)千葉の田舎の高校が、生徒も教師も校長も一緒になって変わり始めたぞ。男子生徒の「どうせ俺らバカだから…」の正直なひと言に目頭が熱くなった。この子たちを、教師を、学校を改革していこうとする安川氏の実録に興味津々。読書も進路指導も教師達の意識改革もすべて具体的な例で示されているのが実にいいじゃないか。

自然科学好きの私には付章(これが第1−8章より長いのだ)の「校長室だより」が一番ワクワクさせられた。脳の働き、食べ物、象とノミ、ヤンキース松井選手、チャレンジ精神…これらは学校教育の枠を超えて、広く一般社会に通じる内容が満載だ。

まあ、いっぺん読んでみなはれ。ごっつい、面白いから!!