とにかく分かりやすくて、感動が多い本だった。著者が召天してるのが残念!遅かった。是非とも生前にお会いしたかった。
何故もっと売れないのか不思議だ!キリスト教に興味がない人も、生きる事を、生まれてきた事を、考えさせられる一冊。命の尊さと神の愛を感じた。

友人が持っているのを見て、これは良さそうだと思い、私も早速購入しました。
日本人が日本人のために書いているので、翻訳されたものよりも非常に読みやすく、また、高木先生の文章も非常に分かりやすく、かなりのおすすめです。
高木先生の本は以前にも数冊読んでいましたが（「近づいている世界の終焉」など）、クリスチャンとして生活していて日頃から疑問に思っていたことなど、目からウロコのような感じです。聖書からの引用が一緒に書かれていて、裏付けがしっかりしているし、何より、脇で聖書をせっせとひかなくてもいいところもウレシイです。

キリスト教の信仰書の中には心を熱くさせられる良書もありますが、これはこれまで潤されにくかった心の奥深いところまで静かに染み入るような本です。本書の主な骨格はたいていのクリスチャンが知っているであろう聖書教理の基本から成っていますが、救いの本質と永続性について、死後の世界についてなどクリスチャンが（というより私が）誤って理解しがちな部分や整理しにくい部分を聖書の記述にもとづいて明確に述べられています。何よりも聖書の読み方についての至る所に注意点が喚起されており、聖書を注意深く読む必要性を実感させられます。多くのクリスチャンが本書によって「目が開かれた」と言われ教科書のように使用する教会もあるような有名な本ですが、聖書の基本的なところからしっかりとわかりやすく書かれていますし、キリスト教信仰を知りたいと願っておられるすべての人が正しい聖書理解のために“まず最初に出会うべき本”であると思います。ぜひご一読をお薦めします。