必要な情報はありますが分かりやすいとは言えません
★★★☆☆
初めて特許検索の勉強をするために購入しました。
特許電子図書館(IPDL) で IPC, Fターム、FIを用いた検索方法について解説されています。IPDLのヘルプもありますが、結果を効率的に得る方法などが比較の上、詳しく解説されていると思います。練習問題などもついていて、勉強になります。こういった本がなかなか無いので役に立ちました。
しかし、解説本として「分かりやすい本」とは言えないのが難点です。「である」「です、ます」体が混在していたり、「(新語)とは・・」の続きにあまり重要でないことが書かれていて、何なのかという結論がなかなか出てこないことがよくあり、「文章でずらずら書かずに表にした良いのに・・」と思う箇所も多々あり、読むのに根気を要します。
いまいち
★★★☆☆
fi、fターム、ipcによる検索を解説した本。
「だ、である」と「です、ます」が混在して読みにくい。
本書は、特許電子図書館で2006年10月10日からfi・fターム検索とipc検索が統合される以前にまとめられたので、画面を説明した図の一部が電子特許図書館の古いバージョンのままだったりするなどして、全体としてちぐはぐな印象を受ける。
検索方法がきちんと学べたかどうかを確かめる練習問題がついていて面白い。
1200円くらいだったらお勧めしたいが、値段の割りに得るものが少ない。
特許出願や権利調査を行う人必携
★★★★☆
特許出願される方や権利調査の必要な方には、先行している特許の技術内容や権利状況を十分調査しておく必要がある。特許電子図書館では、インターネットでだれでも無料でこれらの調査を行う事ができる。しかし、初心者向けに提供されているキーワード検索では、検索漏れが多くまた、ノイズと呼ばれる関係の無い特許が多数混ざり込み、中途半端な調査しかできない。特許審査官が用いてるFIやFタームを用いた的確な調査方法を具体的に、経験の無い人にも分かりやすくかつ最新の情報に基づいて解説している良書である。