ワーナーが出している教則ビデオシリーズはどれも必見だが（ジャコしかりスティーヴ・ガッドしかり）、このビデオは中でも中味が凄い。ちょうど『BLUE MATTER』の後くらいで、伝説のジャパン・ライブ名盤『PICK HITS』の直後くらいの生演奏が大量に収められているのだ！
　キーボードがロバート・エリアスからジム・ベアードに代わっているが、グレンジャー＋チェンバースの鬼のリズム隊とジョン・スコの絡みが堪能できる。スタジオ収録なのでちょっと着火が遅い？が、一旦絡み出すと魔法がかかったようなグルーヴと奇想天外なジョンのギターが炸裂する。『PICK HITS』頃のジョン・スコのライブ映像などもちろんないので、このスタジオ・ライブは貴重だ。
　そして素晴らしいことに楽譜まで付いている！前々からジョン・スコのカヴァーをしたいと思っていたが何せこういう曲群なので手軽にコピーできない。しかしビデオのジョン・スコ自身の解説に合わせ爪弾かれる「TRIM」や「TIME MARCHES ON」（凄いダークなコード進行！）がそのまま楽譜に採られているのは感動である。ジョン・スコ・ファンはすぐ買いなさい。

商品説明にはリージョン1と書いてありますが、実際はリージョンフリーです。
どんなDVDプレイヤーでも再生可能ですので、安心してお買い求め下さい。
ちなみに、この会社から出ている教則DVDは全てリージョンフリーです。
よくリージョン1と表記されていますが、誤りです。

このDVDでは、ジョンスコがアドリブの仕方、コードの作り方等を自身の名曲を題材に説明しています。
かなり内容が濃いので、長い間楽しめる作品だと思います。
デニチェンとのデモ演にはぶっ飛びました。

デニス・チェンバースをドラムに据えたファンク･バンド黄金期のジョンスコの教則ビデオ２作を一枚にＤＶＤ化。タブ譜冊子もついてます。ライブ映像作品として十分見ごたえあり！「WABASH」「PICK HITS」「MAKE ME」「LOUD JAZZ」「THE NAG」「TIME MARCHES ON」「TRIM」「BLUE MATTER」「CISSY STRUT」といった名曲の数々を惜しげもなく披露しています。収録時のメンバーはデニチェン他、GARY GRAINGER(B)、JIMBEARD(Key)。またジョンスコの初の教則ビデオ「ON IMPROVISATION」からも抜粋収録されており髪の毛のある若々しい姿も観る事ができます！また製作時はデニチェンの教則ビデオ収録も兼ねていた様で（一石二鳥ではないか！）、セッション楽曲がかなりがダブっています。「SO YOU SAY」のみデニチェンの方でしか観れません。