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日本を動かす次世代メディア デジタルサイネージ戦略 電子看板最前線

価格: ¥1,680
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: アスキー・メディアワークス
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サイネージの国内動向がわかる ★★★★☆
網羅的ではあるが、この本を読んで国内のデジタルサイネージの動向や各地での試みの現状、課題がわかった。いずれも、著者らが日本中を調べて回って得た記事だ。また、メディアとしての次のステップへのヒントが組み込まれている。著者の、サイネージによって「旧来の広告市場を奪いあうのではなく、メディア融合の新しい広告市場を形作る」という意見は重要。融合が具体化した時点で、サイネージの方向性がさらに明確化するだろう。ただし、サイネージは広告メディア以外の側面も大きいので、私はその点に期待している(広告というと、どうしても従来型の業態や景気云々に縛られる)。通信と放送の融合による新しいインフラとの関りに始まり、アートやポップカルチャーがサイネージを活用すれば家庭や映画館といった従来の場所以外での映像表現が出現するかもしれない。Webとの連携も注目だ(街角に進出するWeb)。その点で本書に書かれているとおり、それらをリードする「総合プロデューサー」の登場が待たれる。できることなら、若い世代の発想でこのメディアを盛り上げてほしいとも思う。さらに本書では、さまざまな業界のサイネージ関係者へのインタビューが豊富に掲載されており、本書のボリュームの半分以上を占め、いずれも興味深い。ハード・コンテンツ・通信などの業界関係者にはインタビューの内容も参考になるだろう(サイネージにまったく絡んでいないが、ホンダの広報戦略の考え方は独特だ)。
前向きだが,効果もわからず,くるしさがにじみでている ★★★☆☆
東京などでは街中にあふれるようになってきたデジタルサイネージについて,実際にそれを展開している企業の短文もまじえて紹介している. あふれるようになったとはいえ,まだ視聴率のような効果の測定法が確立されていないという. そのためか,また不況のためもあり,コストダウンがもとめられている. 紙にくらべるとコストがたかいが,ポスターなどの紙より人気があったり効果がたかかったりするわけでもない.

テレビ CM の効果がうすれるなかで,それにかわる手段として模索されているが,まだキメ手を欠いているといったところだろう. くるしさがにじみでている.