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Stadium Arcadium

価格: ¥1,849
カテゴリ: CD
ブランド: Warner Bros / Wea
Amazon.co.jpで確認
2枚組の大作をリリースするまでに4年間のキャリアの中断があったことは、バンドとしてのレッチリの成長についての問題を暗示しているようだ。当初はなんと、3枚組にできるほどの曲をレコーディングしていたという。トラブルメイカーとしての悪ガキぶりを売り物にパンクとファンクの融合の可能性を携え、80年代のメインストリームに切り込むオルタナティブ・ロック旋風に手を貸した彼らだが、20年ほどの歳月を経た今、パンクのエネルギッシュで生意気な部分はほぼ完全に姿を消し、ファンクのほとばしるようなリズムはこの2時間に渡る28曲のアルバムではかなり抑えられている。レッチリらしい男っぽく、時にマッチョなエッジは失われてはいないが、そのあたりは故意に控えめにして熟成した作品としている。ずっとメロウで時に内省的となっていて、クロスオーバー・ヒットとなった「Under the Bridge」に代表されるポップスの特性はないかもしれないが、ディスク1では「Snow」、「Wet Sand」、ジャズのようにクールな「Hey」といった曲が立派に花ひらいている。
彼らの新しい道 ★★☆☆☆
普通ロックのアーティストは年齢を重ねていってもサウンドは若かったり
するのだが、このバンドは母乳以降どんどん枯れて行きこの作品はまさに
老人ロックである。

フリーの代名詞であるスラップも何曲かで見られるが
曲の元気の無さが目立つ。

ある人はファンキーなサウンドを聞きたいのなら
他のバンドを聞けばよい等と言う人もいるが他のバンドで気にいるのが
ないからレッチリにファンキーさを期待してしまうのである。

しかしこんなにこの作品が売れると言う事はファンが今のレッチリを歓迎しているということなのだろうか?  やはり寂しい。
大作。 ★★★★★
彼らの初の2枚組アルバム。 前作「バイザウェイ」よりもロックの色が濃いものとなりつつ、洗練されたメロディーやコーラスワークは失われていない。


また、聴き流したりBGM的役割で聴く人にはわからないだろうが、多様な楽曲があり、実験的な試みもある作品。


確実にジョンの比重は高くなり、ほとんどの曲にジョンのギターソロがあるが、彼は今までアルバムにはみられる曲に従ったなかでの表現と今までなかった少しハメをはずし、ジミー・ペイジのような怒涛の表現を両立している。また曲を聴いていると、ジミ・ヘンドリックスと直接チャネリングしてるような音があることに気づかされる。モジュラーシンセサイザーや「ダニーカリフォルニア」の最後のソロの音を聴くだけでニヤリとしてしまう。

ちなみにジョンはこのアルバムで「ダニーカリフォルニア」と「メイクユーフィールベター」以外のソロをすべて即興でやっている。


またフリーやチャドのプレイが貧相になったわけでなく、コードを広くとらえた多様性やアドリブ性のあるジョンのプレイにツボを押していくフリーのベースライン。その2人とうまく絡んでいるチャドのドラムは圧巻。 アンソニーの歌に歌詞に想像力をかきたてられる。


複雑に絡み合う曲もあれば「レディーメイド」のように各パートの全くユニゾンしたクラシックロックのような曲もある。「ターンイットアゲイン」のようなジャムそのもののような曲もある。音の間隔を伸ばして雰囲気を出すような曲もある。その全てがただ素晴らしい。ノリとか表面的なものではなくスピリチュアルな部分で高揚させられる曲ばかりだ。


自分はこのアルバムを聴き込んでいるが、毎回新しい発見をしたり、今まで聴いたことのない音にハッとさせられることがある。


「ハードトゥーコンサントレート」のマンドリンかメロトロンのような音は高速で弾いたギターの音を遅いスピードで録音し、その速度を元にもどしたものらしい。 またスピーカーの使い方も今の時代では斬新なところがありボーカルパートをハード・レフトやハード・ライトにするのは60〜70年代によくやっていたことで、最近の商業音楽ではなかなか見られない。というかやる勇気のある人があまりいない(笑) どうしたら聴きやすいかを考えているスタジオワークばかりだ。その点ビートルズはあの時代の機材で本当にいろいろやっていたのに…。


音楽をひとつのアートフォームとして考えるアーティストに聴き手が求めるものをつくるなんてくだらないことだ。今作は聴く方がレベルアップできるような良い音楽だ。
タレ流しの2枚組 ★☆☆☆☆
友人に奨められて彼らのベストを聴いたが、良とは思わなかった。
『ならばコレは?!』と奨められて聴いてみたが、
ユルユルでダラダラとした曲ばっかりだった。
中には良いかも?って思えるのもあったけど。
ipodに入れてシャッフルしてて、このバンドのが流れてきたら飛ばしてしまう。
あの機能使うと、自分に要らないモノがすぐ判る。
容量食うから、ほとんど削除してしまった。
まぁ、好き嫌いがハッキリ割れるバンドって事なんでしょうね。
ベタ褒めしてる人達よ、すまない。
レッチリがレッチリであること ★★★★★
ギタリストのジョン・フルシアンテはローリングストーン誌の「現代の世界三大ギタリスト」に選ばれた時に、このアルバムの「Dani California」と「Make You Feel Better」 以外の曲のギターソロは全て即興でやったものだと明かしました。
"BY THE WAY"からジョンのギターセンスは特に発揮されて、それがさらに今作では感じとれるのではないでしょうか。
バンド全体としても非常に高い水準の演奏が聴けて、彼らの宇宙すら感じとれます。
2枚組と長いですがいろんな曲を何度も聴いてみてレッチリの世界に是非浸ってみてください。
"母乳"や"ONE HOT〜"には本来のレッチリの良さがあまり出てないことに気づきます。
だれる ★☆☆☆☆
頭から最後までだれずに聴かせるアルバムがこのバンドは一枚も無い。
もちろん素晴らしい名曲もあるわけだけど。
もっと曲数を絞るべきだと思う。過大評価。