いまいちよ~わからん
★★☆☆☆
らもさんの親友である作者が、らもさんを少し離れた視点で描いているのだが、何かぼけてしまってよくわからない。
わざとそう描いたのなら外したと思う。
あの時代を描きたかったのか? それにしては薄ぺっらじゃないのか?
中島らも烈伝の作者の背景
★★★★★
高校時代にJAZZ喫茶に一つの文化があった時代を懐かしむ人にはお勧めします。今のゆとり教育がゆとりを無くしているパラドックスがこの本の中にあります。
傷ついていく青年群像の世界を描きだしながら、作者は人間の自由とか
自分に正直に生きていく挫折感をうまく描きだしています。
作者は、高校をロックアウトしたときの教務主任が亡くなる1週間前の激励の葉書を胸に、あらゆる亡き友人に哀悼をこめて世に送り出した力作です。
無為のフィロソフィー
★★★★★
とりとめなく時間がレイドバックしました。
そこには、時代の季節が砕かれ散りばめられた朗読のようです。
ロックアウト・ランボー・オルグ・天井桟敷・ウェザーリポート・
フェリーニ・
らもさんの古い友人達からのレクイエム。
表紙もそうですが、若いころの二人のスナップ写真もとてもいい感じです。
すべての方達から愛されていたんですね。