虫の顔が悪い
★★★★★
小学校6年生の娘のクラスで大ブレーク。特に、告られた虫に対して「顔が悪いから」とお断りする日常茶飯語は大受けしました。クラス全員でオリジナルことわざ作りに挑戦しましたが、これがかなり難しい。べつやくさんのセンスに改めて脱帽した次第です。
ところで、久しぶりに別役実さんの「けものづくし」を開いたら、3本足の犬について娘さんと会話する場面が。この娘さんとは、やはりべつやくれいさんのことではないのでしょうか?
「しろねこくん2」、首を長く長くして出版をお待ちしています。
勉強本ではございません
★★★★☆
”まちがったことわざ・慣用句を発見したので、それをお知らせする本”らしいです。
問題形式で間違え慣用句を紹介していくんですが、選択肢からべつやくさんのだらしなさが窺えるのは愛嬌です(笑)
けっこう意味や漢字を勘違いしているものもあるので意外に勉強にもなりますよ。
べつやくれい的発想の変体絵本
★★★★★
前作『しろねこくん』の主人公(?)のしろぞうが、ことわざや慣用句をひねりを利かせて紹介してくれます。前作と同じように、一文字、ひとつの単語が変わっただけで、意味も大きく変わる面白さが、いかにもべつやくさんらしい絵本です。イラストは相変わらず、ねこの特徴をよくとらえているので、ねこ好きにはたまらないでしょう。