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Piano Ctos 1 & 2

価格: ¥1,438
カテゴリ: CD
ブランド: Deutsche Grammophon
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期待していたほどではない ★★★☆☆
ツィマーマンが稀代のピアニストであることは周知の事実であり、コンサートを聴きに行って、その凄さは肌で感じていた。

しかし、このラフマニノフはそのツィマーマンの演奏だけに期待していたが、それほどの出来ではないと思う。第1番は比較対象が少ないので良いとは思うが、第2番はロマンチックさが足りない。機械のような精密さが、曲に陶酔する隙を狭めてしまっているような気がする。
特に第1番が名演 ★★★★☆
録音に慎重なツィマーマンの待望の新録音ということになる。
やはりラフマニノフとなると、さらに力が入ったようで、第1番を録音してから第2番を録音するまで、3年間ものインターバルを要している。
熟考に熟考を重ねたのだろう。結果、きわめて重層でありながら、光彩陸離たるラフマニノフになっている。

第2番冒頭の和音。一つ一つかみしめる様にズシーン!ズシーンと大地に向けて重力を感じる音がひびく。
その後もスローなテンポで一音もないがしろにしない音楽が続いていく。
ただ、個人的にはこの1,2楽章は、特にもっとほの暗いロシア的ノスタルジーがほしい、と感じる。
技巧は、すごい。完全に鳴らしきっている。終楽章はとてもよく違和感なく感じる。
第2番の終楽章とともに第1番はより成功していると言える内容だ。
ラフマニノフの曲自体がやや内向きとっている第1番でこのアプローチは生きている。深い。

ただ、小澤の指揮は、もっと主張があってもいいのでは、と思うほど禁欲的だと感じた。
協奏曲指揮者の美学を徹頭徹尾守り抜いたのかもしれないが、ラフマニノフではときおりもっと情感を湛える音色がほしい。

ツィメルマン待望の新録音 ★★★★★
思索と研鑚の人と言われるクリスティアン・ツィメルマン待望の新録音。
あまりに有名すぎるラフマニノフのピアノ協奏曲第二番に手を出したのは意外だったが、ツィメルマンならではの洗練されたピアノの音色は相変わらず素晴らしい。特に第一番は新鮮で最近聞いた中では一番よかったと思う。