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グルメの嘘 (新潮新書)

価格: ¥735
カテゴリ: 新書
ブランド: 新潮社
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レストラン・レビューアーが読んでみるべき一冊 ★★★★☆
以前著者の別作を立ち読みしたときは「まあこういう本もレストラン情報があふれる世の中には必要かな」としか考えませんでした。ミシュラン掲載店も利用する機会は多くなく、さほど気にかけてもいなかったのは事実です。
しかし先日、昔からよく知る某イタリアンシェフの新店を尋ねたところ、数年前の印象から大きく乖離していてショックを受け、後日ネットで同じレストランの評価を探していると、偶然著者のコメントを見つけそれがまさしく私の感じたところと一致していたことに驚きました。
著者のいう「ヨイショ・ライター」なるものに自分も一時はなりかけて、そのシェフの店をネット等で過去大賞賛したことを今は恥じています。自分も基本は自腹、覆面(もっとも知名度なんかはない)で自分なりの評価をしてきたのに、どこで見誤ったのかと本書を手に取りました。
私自身はこれまで10年近く某サイトで自分が評価する店についてのコメントを書いてきましたが、サイトの検閲もあり基本的には好評価できるものを中心にアップロードしてきましたが、有名なお店でそれほどではなかった時は、できるだけ事実を伝えようとしてもきました。しかし、一部のお気に入りに対しては、(もちろんそれまでの評価があってこそですが)ややガードを緩めてしまっていたようです。もちろんその多くは、料理人に感じ入って応援してあげたい、との感情からで見栄や特別待遇を期待したものではなかったとは言えます。
この著者に対する様々な批評、非難があることもすぐ他の情報からわかりましたが、こうした姿勢を貫いていることは大変立派で、私と同様な一般のレビューアーは一度はこの著者の主張に耳を傾けるべきでしょう。でもこれはなかなか辛いワークだとも感じています。
アンチヨイショの実用本 ★★★★☆
著者のブログが好きで毎日読ませていただいている。
所詮は、商売なのだから、客サイドを、うまくだまくらかし、ころがして、
お金を得るのがレストランの生業なのだが、
うまくだませるかだませないかが、分かれ目なんだよなと思う。
本著は、うまく騙せないお店の失態の数々を、イニシャルトークで、
半ば分かるようにかかれており、楽しめる。
下手なだましに遭いたくない方、お店当てで、楽しみたい方におすすめできる1冊。
ヨイショ満載のグルメガイドを何冊か買うより、実用的。
本名と自分の会社名を明らかにすべきです。 ★☆☆☆☆
やっぱり友里氏は本名と自分の会社名を明らかにすべきだと思う(顔写真までは出さなくていい)。

結局、友里氏の活動の何に違和感を持つかというと、自分の本業の詳細を明らかにしていないために、「えらそうなことを言ってるが、そういうあんたは本業でどれだけ有能なの?」という問いに、一切答えていない点なのだ。

私に言わせれば、これぞ「ヘタレ」の最たるものである。

裸一貫から自分で築き上げたわけではなく、2代目(3代目?)の跡継ぎ社長である氏が、業界では有名な無能社長で、親の財産を食いつぶしているだけの存在だとしたら、だれがその言い分を素直に尊重するだろうか?

「本名と会社名が明らかになったら、正体がバレてしまって、匿名での店評価が出来ない」なんて言い訳は、もう耳タコだから聞きたくない。
「最近は店に行っても正体がバレているようだ」なんて自慢?は、さんざんブログで読まされてているし、顔写真を出さなければ、不特定多数の人間に顔バレはしないだろ。
本名と会社名から顔写真を検索しようなんて執念深い人間なら、現在のネット情報だけで、とっくに友里氏の正体は突きとめているはずだから、いまさら本名と会社名を明らかにしたからといって、そう大きなマイナスにはならないはず。

結局、友里氏は、本業である金融商社?で、自分がどれだけの能力を持つ人間なのか、評価されるのが怖いのである。
料理人の技量は、散々勝手に評価しているくせにね。

くり返すが、「えらそうなことを言ってるが、そういうあんたは本業でどれだけ有能なの?」という問いを、小心なまでの繊細さ、用心深さで巧妙に避け続けている氏こそ、正真正銘の「ヘタレ」なのである。

どうです、友里さん?
当意即妙 ★★★★☆
人の「食」に対する関心は並大抵じゃない。
グルメ番組、グルメ本、おいしい店に関するウェブサイトも数知れず。だけど、
本に紹介されていた店に行って本当にウワサ通りだったってことが何回ありましたか?
逆に、ほんになんか載ってないけど、連れてもらった店に感動したことも意外と多いの
ではないでしょうか?

グルメジャーナリズムの「いい加減さ」を敢えて指摘した本です。
自分の舌が大切と言うこと ★★★★☆


 外食をしたときに、なんかこの店は高い割においしく無いなと感じる事があります。
 特にグルメ本を参考にして行った店で、ワインを頼むと値段の割に満足しない事があります。
 なぜ、グルメ本に紹介されている店はビールなどが無く、ワインが多いかの秘密も書かれています。
 本に載っている写真は美味しそうなのに食べて見るとおいしく無い事がある理由も。
 有名レストランの支店がおいしく無いと感じる理由も理解できます。
 グルメ本が大好きな方にお勧めです。