最高の出来
★★★★★
私はこの9巻がひまわりっ全体の中で一番好きです。
ニュアンスパーマとウィング関先生という2人の新キャラが登場し、
その2人に副主任がつっこむシーンはもう最高におもしろい!
主役が不在のもと、電車の中で副主任が繰り広げる恋話の質問タイムは
最高の出来です!何度読んでも笑える。
恋トークにより、なぜこんなにも節子が健一2号を好きなのか、
彼の魅力をここでやっと理解できます。
ウィング関って、お前…!!!
★★★★★
最初、ウィング関先生のペンネームに特に疑問を抱かなかったんだけれども、彼女が「三国志」の二次創作作家であること、更に「関羽×劉備」の腐女子(BL…?ボーイじゃないけどな!)作家である事を踏まえて見て見ると、このPNの奥深さに感動した。
まず、単純にウィング(羽)関で、関羽様への愛情を、更にカタカナと漢字の組み合わせが「美少年(少年じゃないけどな!)作家」を表し、まさに彼女を体現しているといっても過言ではない。
実際、三国志のヤオイファンもそれぞれ種類があるけれども、彼女は人気アクションゲーム派生とかではなく、古参(演技ファン)なのだろう。そう考えると、この人を相手に戦うなんてますます無謀だ。
…と思ったら、次回の単行本辺りに彼女の価値観をかえる出来事が!!!
それはリアルすぎる!!!と思わず本屋で叫びたくなった。
健一出てこないのに、本当、目が離せない。
ある作家の才能が爆発する瞬間
★★★★★
モーニング誌上で、最初は読みやすいが、そこまでの存在感はなかった「ひまわりっ」。しかし回を追う毎に、加速度的に面白さが増していき、関先生の登場も相まって、作者の才能がこの9巻で大ブレイク!!今では同誌上最も存在感ある作品と思っている方も多いのでは?ある作家の才能が弾けた瞬間を、目の当たりに出来る、記念碑的な巻。迷っている方なら、絶対買うべき!
人形劇 三国志 (中) (集英社文庫―コバルト・シリーズ)
節子ーー!!
★★★★★
とにかく節子がかっこいいです!!惚れます。
9巻は節子だけで星5はいきます。
関先生人気あるみたいですが、(個人的には、???)最近モーニングの連載の方でも関先生が中心になってきているのはかなり不安・・・。
作者自身が東京編の展開に悩んでいたのかもしれないけど、これから作品がどうなっていくのか少々怖いです。
ウィング関ここにあり
★★★★★
健一をめぐる女の戦いにところどころ水を差すウィング関がなんて心地よいのでしょう。
天賦の存在感。コマにいるだけでおもしろいウィング関をご堪能ください。
巻末の「豊国印刷の小池さん」情報もファン必見です。