僕が特に驚いたのが、「フレーザーのねじりひも」というもの。渦を巻いているようでいて、実は単に円が重なっている・・・何回見ても渦巻きにしか見えないのに。
トリックが分かっていてもやっぱりだまされる錯視の世界。読んでいて頭がオーバーヒートしそうな感覚に陥ります。
「見ることが信じることだ」と思っているあなた!この本を試したあとは、きっと自信が揺らぐことでしょう。
ミステリー小説よりもアタマを刺激し、ジェットコースターよりもくらくらと目眩がする、そんな体験が出来る本。おすすめです。
なお、こちら(ISBN: 406257229X)も併せて読むと自分の認識にさらに自信がもてなくなります(笑)