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女友だちの賞味期限 なぜ彼女は私を裏切ったのか

価格: ¥1
カテゴリ: 単行本
ブランド: プレジデント社
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一度は読んでみたい本 ★★★★★
恋愛本はあれども、女性の友情がテーマの本を少ないと思う。
若い頃、学生時代にはぐくんだ女性の友情、特にベッタリと
家族、彼氏以上の関係があった女性友だちとの、難しい、微妙な
関係を14人の作家がそれぞれに記している。

特に1編、2編は友人がA面、B面と記しており、
同じ事柄がこの様にも内面での葛藤があり、外に出てきた時には
異なる関係として現れる事に驚きを得る。

彼氏は基本的には1人しかもてない、が、
女ともだちは何人でも持てる。

でも基本は一緒。
お互い、ひかれあい、時間を共にする。
この人が一番!と思えるほど楽しい、幸せな時間だ。

ただ、永遠には続かない。
女友達を失って ★★★☆☆
きっと誰にも、少なからずある友情の破綻。女友達の間での破局劇は、それはそれは複雑で、友情というあたたかな感情だけではとても解せない、嫉妬や気後れ、羨みや競争心などが絡み合う。
この本では、舞台はアメリカではあるものの、気鋭の小説家たちが滑らかな文章で友情の顛末を詳しく書いている。それは私の友情の破綻にふかく呼応し、心が痛かった。
友達なら、お互いの幸せを祈りたいのに、そうはできない時がある。あるいは状況の変化によって、そうはできなくなる。
そんな時、自分がとてつもなく汚い人間になったように感じる。
この本を読めば、そんな自分が慰められる。国の違いはあれど、十分に感情移入できる一冊だ。

ただ、物書きが書いているためか、文章の虚飾が多く、少し疲れる。後半くらいからエピソードを詳しく読むのが少し面倒になってくる。そういう意味では、少しコストパフォーマンスが低く感じたので星3つ。
アメリカ人の感情文化を知る ★★★★☆
裏切り?賞味期限?と思いながら読むと、実際の内容はちょっと違います。
むしろ、アメリカ人女性が、友情について何を大切と思い、どんなことに
傷付くのか、日本人と似通っていたり、「え〜、こんなことあるの」と
驚かされたり、アメリカ人の感情の文化を垣間見る意味で面白かった。
どんな関係を「知人」「友達」「親友」と考えるか、にもお国柄があり、
一つの国の中でも個人差がありますし。

読んだ後に気付いたのですが、書いている人はみんな物書きなんですね、
つまり書くことを職業にしている人たち、そのせいか、本当に全編
正直に書いてあるのか、時々、作り物めいた雰囲気がありました。

自分は、英語の本は原語で読むことのほうが多いのですが、この本は
翻訳臭さが少なく、違和感なく読めました。
good and bad ★★★☆☆
企画自体はすごく良い。オンナなら「あるある!」と共感するものばかり。
しかしあえて言うならば、翻訳とタイトルがひどい。「賞味期限」って…そんなカジュアルな内容じゃないよね…。
翻訳がこれまた読みにくい。読みながら、「あぁ原文の英語はこういう表現だったのね」みたいな。きつい言い方なのを承知で言うと、バイリンガルが必ずしも優れた翻訳家ではない、の好例だなー、と。
原書で読める方はその方がいいと思います。
自分の身近でも起きているかもしれない ★★★★★
「あの子、あれっきりだけど、どうしてるかな?」と、高校時代の親友のこと
を思い出した。別の大学に行き、それぞれのサークルや勉強が忙しくなり、た
まに会ってももう話がはずまなくなった。最後に話したとき、ちょっと意地悪
なことを言ってしまったのが、それからずいぶんたつ今でも、忘れられない・・・。

サブタイトルの「なぜ彼女は私を裏切ったのか」は、内容と比べてかなり毒々
しい感じがする。でも、「裏切る」というのが、その言葉から想像されるドロ
ドロしたものだけではなくて、ちょっとした心の行き違いのようなささいな
「気持ちの上での裏切り」、みたいなものだと考えると納得する。

アメリカのことだけれど、カタカナの名前や地名を日本語に変えても、充分通
じる話が多い。と、言うよりも、自分のすぐ身近で起きているかもしれない話だと思った。