自分が被害者に、また加害者にならないためにも組織で働くすべての人(管理職も含めて)に目を通してもらいたい本。
最後に本書の記述で心に残った箇所を紹介しておきたい。
「学校のいじめが話題となった時、それはあくまで子供たちの世界の出来事だと、誰もが信じていた。いや正確には『信じていたかった』と言ったほうがいいのかもしれない。なぜなら、すでに職場にいじめがあることは誰もが知っていたし、それが古くからあったこともうすうす感じていたからである…。」