客観的に読むにはいいかも。
★★★☆☆
題名にひかれて読みました。キャラクターはこの時こうだったみたいなことが書かれて意外とあっさり読めてしまいました。
このごろ恋愛とかしないからだめだけど、20代ぐらいに読んでいたら参考になっていたかなって思いました。
今NANAな人も、昔NANAだった人も
★★★★☆
恋愛は岡目八目だ。
冷静に観察して知恵や行動指針を学びとれるのは
他人の恋愛体験を横から見ている場合のみである。
自分恋愛体験から何かを学べる時期があるとしたら
心も体も傷ついて悲哀と孤独に打ちしおれている時か
ずっと時間が立ち、すっかりその状況が過去になった時かの
どちらかだ。
本書は、キスの経験もないのにSEXの情報だけは
頭にぎっしり詰め込んである10代や、現在進行形で
不安な恋をしている恋愛初心者の20代に読んでもらいたい。
著者は漫画『NANA』をテキストに、恋愛の過程で発生する課題を
平明な言葉でさらりと解説してのける。
が、実際その言葉の意味は深く重い。
読者は本書を読み進むうち、『その人×とりまく状況』が形作る無数の恋愛に
正解はないのだという、驚くべき事実を知ることになる。
だからこそ、本書のようなガイドブックは意味があり
押し付けがましくないそのアドバイスは、実は大切な道しるべなのだ。
また、著者が本書で語る体験談は、『NANA』のエピソードを補足し
本書を説得力のあるものにしている。
矢沢氏との対談(特別付録)も興味深い。
タイトルに『恋愛勝利学』とあるが、本書内で『恋愛の勝利』とは
どのような状態かといった言及はない。
読者となる少女や女性達に、そんな堅苦しい定義は不要かもしれない。
それでも『どんな状態が勝利なんだ』と詰問してくる向きには
本の表紙を指し示していただきたい。
ハチとナナの笑顔。
この明るく安らいだ表情を持てることが『恋愛の勝利』に他ならない。
ん~~・・・良くも悪くも・・・。。。
★☆☆☆☆
どんな内容か興味があり購入したのですが・・
まぁ簡単に言えば精神科医の著者がNANAを分析して書いているだけ・・といった感じの本。
この時のこのキャラの感情は・・といった感じです。
こんなのもあるんだ~と客観的に読むのであれば良いと思います。
でも、個人的にイマイチだったのは作者でもないのに込入った事を書きすぎでは・・・と。
自分だけのNANAの世界感があるという方にはイマイチお勧めできません。
正直、例えで出ていた著者の恋話はいりません。
まぁあくまでも分析ですのでそういった形で読めば面白いかもせれませんが、興味があればとりあえず立ち読み程度で良いかと・・・。
少し購入した事に後悔しました。
NANAファンとしてジャケ買い程度ならアリかも・・??
NANAファンなら買いです
★★★★★
『NANA』のコアなファンなら買いだと思います。文章もNANA世代の女の子たちに読みやすいようにやさしい語り口だし、香山リカ先生の体験談も適度に含まれていて、バランスも良いです。
矢沢あいさん自身も気づかなかったというナナとハチの心理パターンを読み解いたのは、さすが精神分析医だと思います。
自分を恋に振り回されがちな女の子だと思う人は、ハチを題材にして自分を振り返ってみるのもいいでしょう。リカ先生がそれを克服する鍵を教えてくれます。
それなりには面白い
★★★★☆
NANAを読んでないとよくわからない部分が多いです。
読んでればそれなりに面白いかも。
ただの漫画、としての解説書だけじゃなくて、本来の恋愛の視点からちゃんと分析されてて面白い。
また、それぞれのキャラクターの行動パターンを細かく分析してるところも。
でも、語り口調で一気に読み飛ばせるので、立ち読み程度でも充分OKかなっていう気もします。