天然モノのスケコマシ
★★★☆☆
今回第10巻もインターミッション的な話で構成されています。
まずは前巻からのヒキで、椎菜が裕人の家にお泊まりする話。正直これには期待していたのですが……結局はドタバタのうちに終わってしまいます。決定的な一言を言った椎菜。そこからさらに先までいってしまうのではと期待したのに。まあ、無理ですわな。
次は美夏ちゃんの同級生のエリちゃんが主将を務めるラクロス部を助けるために、乃木坂さんと裕人がコーチになります。ここでも裕人はエリちゃんのような脇役までツボを押さえています。もうここまでくると怒る気にもなりませんが、この後どうする気なのでしょうか。本人は意識してやっているのではないなどといういいわけでは納得できませんよ。
そして今回のメイン。乃木坂家のメイド那波さんの招待で、みんなで京都へ旅行です。(余計な人物二人も一緒ですが、無視しましょう)楽しい京都見物ではありましたが、その先に待っていたのは、那波さんとの別れ……!?
今回はサブキャラがメインのお話で、肝心の乃木坂さんがメインの話がないのが残念でした。次回は修学旅行らしいです。ふたりの仲はさらに進展するのでしょうか。そして椎菜の決意は……
結局、なんだかんだ言ってもまた次も読んでしまうんですね。恐るべきトリコじかけですよ。
そろそろ終わらせないと
★★☆☆☆
少し主人公がヘタレ過ぎたかも
次巻の展開によってはもう読まないかも
いい感じの短編集
★★★★★
今回は時間的に繋がってはいますがそれぞれショートなお話の詰め合わせでした。ターゲットとなるヒロインがそれぞれ違い、希有な設定を上手く利用して飽きが来ないためなんかお得な感じがしました。そしていろいろなキャラクタとの結びつきを強めていく主人公が頼もしいのです。ただちょっとその容姿から違和感が生まれてきた感じもありました。もうちょっと主人公らしくわがままを通してみてもいいのでは、とちょっといい人になりすぎてる部分が不安です。
もうダメぽ・・・
★☆☆☆☆
TV化されたときに興味を覚えて一気読み、その後惰性で読んできたこのシリーズですが・・・
もうさすがに愛想が尽きました・・・これはひどい
もともと若年層向けの内容だったとは思うのですが、どんどん内容は劣化というかマンネリ化というか同じことの繰り返しです。
もうともかく、主人公がたいしたことはしてないのに周り(主に美女、美少女)から一目おかれて、好意を持たれてというだけの内容です。
春香の、春香はスーパーお嬢様だから何でもできる!設定も嫌気が差すところの一つです。
今回はラクロスの経験が全くないにもかかわらず、妹が所属するラクロス部に技術指導をしたりするのですが
運動神経が優れてたり才能があれば、試合に選手としてでるというのであれば活躍とかできるでしょうが(それもレベルがそんなに高くない試合に限定されると思うが)・・・技術指導とかはできるわけないだろう、と
もう細かい辻褄とかリアルティーとか考える気はなさそうなのでそういうのが気にならない人くらいにしかお勧めできない内容です。
主人公がおっ勃てまくる。フラグを
★★★★★
『乃木坂春香の秘密〈10〉』です。
なんか、巻の最後でヒキを作って、次の巻へ、という流れが定着しそうな感じですが。
今回の巻は全て書き下ろしだそうですが、春香の活躍はそれほどではなく、他の女性キャラに焦点が。
ラクロス部のエピはスポ根というには中途半端なエピで、エリのフラグだけという感じだったのが惜しかったですが。
京都旅行に行って那波さんの実家の旅館に泊まる話がとても良かったです。ベタな展開と分かっていても、美夏と那波さんの真っ直ぐな気持ちもぶつかり合いが熱く、良かったです。
最後のヒキでは、修学旅行が間近であることが示されました。椎菜の決意もどう出るか、といったところです。
イラストが相変わらず無駄無駄にえっちぃのがすばらしいです。お母様キャラもですが、二次元バンザイです。