『1987』、『Slide It In』、『Slip Of The Tongue』。黄金期の3作が、相次いでデラックス・エディションにて再発売されている。最新リマスタリング、別ミックス追加収録、プロモ＆ライヴのDVD付き、豪華ブックレット入りとなれば、これは買いだろう。ベスト盤などでもリマスター音源が存在するが、音質はこのシリーズがピカイチだ。

　80年代後期のメタル・ブームは大いに意識したと公言するカヴァーデイル。渋さよりキャッチーさ重視の新型白蛇サウンドである。ギター・ヒーローが弾きまくり、対抗してヴォーカルも限界まで高音を絞る。

　「Fool For Your Loving」の再録音は、その典型。アルバム・ヴァージョン、AORミックスでは、まだオリジナルに準じていたリフも、この“Vai Voltage Mix”では大幅に刷新され、お馴染みのリフ・メロディーを使わないパートさえある。美しいギターで、華麗に展開する「Fool For Your Loving」に驚いて欲しい。でも、ヴァイのプレイには合っている。

　それにしても、渋い初期と比べると、本当に同じバンドなのかと思うほど。キャッチーで疾走感のある「Wings Of The Storm」は、中盤の渋いソロがなければ、ジョーイ・テンペスト率いる“ヨーロッパ”みたいだ。

やっぱり、ドニントンでのモンスターズオブロックの映像及び音源が公式リリースされたことが大きい理由でしょう。映像自体、少々古いですけど、この頃のライヴ映像は粗悪な物しか見たことがないので感激モノでした。出来たらこの日のモンスターズオブロック1990ホワイトスネイクのライヴ映像を全てみたいですね。

ボーナストラックが6曲とかなりのボリュームですが
私は1987とSLIP OF THE TOUGHとの2枚組(DELUXE COLLECTOR)、あと最初に出た
本CDの3つを所持してますがDELUXEと聞き比べたら
音圧が多少ながらあがってますね。
まあ、DVDもついてボーナスもありますので買っても損はないかな？と。
ただボーナスの14のLive...In The Shodow Of The Bluesから本当に
必要なのでしょうか？てのもありますが。

SLIP OF THE TONGUEですがあまり人気がないですが
30代あたりになるとかなりいいアルバムになると思います。
確か最初聴いたときは20代でしたがあの頃はファンの間でも人気なかったんですが
今聴くと「おお〜！かっこいいしいいじゃん！」て
思えます。
年齢を重ねると楽曲の聴き方も変わりますね。
Claptonなんて全然興味なかったのに30過ぎたころにめちゃくちゃ聴くように
なりましたし。
若い子にはあまり向かない本CDかもしれませんが是非、かっこいい
アルバムなんで聴いてください。