図書館でふと目について借りたのですが、
え？何コレ？自分のコト？
と思うほど、似ていてビックリしました。
（ついでに言うとその経歴までもが。。。）

そう、学生時代もＯＬ時代も
残業も当たり前なオトコ社会でバリバリ仕事してるのって、
そうしんどく感じなかったけど、
１つ１つはカンタンでも、キリがなく、膨大な
主婦の日常の細々した仕事はニガテなのよ〜

でも、そういうコトをどうすれば上手くこなせるか、
のセルフマネジメント術が、すっごく基礎の基礎レベルから
書かれていてわかりやすい。

いわゆる「できる人」から「こうすればいい」って、
「それがカンタンに続いたらこんな本買ってないよ！」
と思ったりするもんだけど、もっと低い目線で書かれているから
スタートのハードルが低くて、「あ、これ、今からやろう！」
って思える...

今の自分、なりたい自分、早速描いてみた。
そうそう、チェックボックスも、達成表を作って冷蔵庫に貼ろう！

今できていることは省いて
自分なりのチェック項目も作ろう！

なんて、ヤル気にさせられました。

ただ、友達に待たされて、「なんで時間通りに来れないのよ〜！」と
いうことが多い人には向かないでしょうね。

男性向けのビジネス書の一分野だった自己啓発のハードルを下げ、女性向けにアレンジ。
さらに生活の中にその要素を落とし込んだ内容は、一般に受け入れられやすいとおもう。

なにより、見せ方がうまいなぁ、と。
冒頭から共感をさそう構成に編集者の力量を感じた。

内容は、既出、普遍的なものだったので★３つで。

女性向けに書かれていると思われるが、男性が読んでも面白かった。
以外と簡単に実践できる項目や、なるほどと納得させられる内容も多い。
表紙にも描かれているキッパリポーズの絵は、凛としたイメージとして、
自分の脳裏に焼き付いている。

こういった「だめな自分をなんなく変える」自己啓発本について、売れる本は一定のパターンがあるように思える。表紙とか登場人物とか何がしかインパクトがあり、その上で

一つ、自分を変える方法が意外と思わせるほど簡単なこと
二つ、簡単そうに見えて何か意味が深そうに思わせること
三つ、そして簡単なことを実際やらないと効果がないと言い切ること

いずれもあてはまる。ぺらぺらな内容の本だ。30分で読み切れる。

4コマ漫画としても楽しめますし自己改善にも役立つ良い本です。
読み進めて行くと解ってることが結構出てきます。
でも私は5/60項目しか実践できていませんでした。
読んだだけでは意味が薄れますのでトータル23項目実践するつもりです。

完璧な人間なんて誰もいません。
この価格なら読んで一つでも実践できれば元が取れると思います。

余談ですが読む本くらいは流行りではなく自分で決めたいものですね（笑）
流行が通り過ぎ？廃れたっぽくなっていたので評価してみました。
ちなみに私はこの著者とはなんの関係もありませんので念のため。