「マリア様がみてる」のアニメ第一期の中でも第9話「紅いカード」と並んでファンから高い評価を受けた、第10話「いばらの森」と第11話「白き花びら」収録した作品です。
原作においても人気・完成度の高いエピソードですが、アニメ化されても原作のイメージを壊すことなく、むしろ原作のイメージを美しく映像化してくれています。
<このエピソードがファンに支持されている理由>
このエピソードがファンから支持されているのは、「ロサ・ギガンティアというキャラクターの人気」、そしてエピソードにおいて
「生と死・性別を超越した他者への愛・自然や他者との同化願望」など人生の深いテーマを浅くではありますが取り入れている点があると思います。
アニメ化にあたって、このような難しいエピソードを限られた時間内にまとめた演出は素晴らしいです。(ただし、話の内容をより深く知るには原作を読んでいることが前提となりますが)
<アニメ版ファンはもちろん、原作ファンの方にもお勧めします>
アニメから「マリア様がみてる」を知った方は是非、原作を読んでみて頂きたいですし、また原作ファンの方にもこのエピソードは一度鑑賞されることをお勧めしたいと思います。