原作の「ヴァレンティーヌスの贈り物（後編）」の所。
TV放送時はこれで最終でしたが、話としてはいやにあっさり目なのは第２期があったからだと後から納得。
（「祐巳と由乃のあのシーンカットかぁ」と嘆きましたが）
が、この話は紅薔薇姉妹の初デートの視点で見るより志摩子と由乃の視点で話を見た方が考え深いかも。原作を読んでないなら尚更。
いつものオマケに更にノンクレジットのオープニングとエンディングも収録。
でもそういうのはもっと早くに収録して欲しかった・・・。
第１期開始前の新番組予告とか放送時の関連CMとか、放送を見た事の無い人の救いのＤＶＤだけどそれが収録されなかったのは残念です。
あと全巻収納BOXとか。

とかくこのアニメは、原作と比較されやすい。原作がライトノベルの中では有名だからだろうが、原作とは違うものと考えないと。
つまらないから見ない、ではせっかくのチャンスを見過ごすことになりかねない。
今回は、バレンタインデー後の、デートのお話。２話で一つのお話。５０分連続で見ることをお進めします。
原作を知らずに見れば、よく出来ているという評価になると思う。いろんな原作に在ったお話を無理に詰め込まず、３薔薇のつぼみのデートをうまく配置して、ストーリーを進めている。不安、喜び、嫉妬、安心そんな心の動きを３人３様に描いて、見ていた５０分があっという間に過ぎてしまった。
映像特典の’マリア様にはないしょ’は禁断の１手が入ってしまった。
あれはやっちゃいけないよ。
ひびき玲音先生のイラストは紅薔薇（水野蓉子様）のイラスト。これで３薔薇すべてが揃った。（揃ってしまった。春はどうなるのだろう？）