男の顔にぼかしがかかっているのがやけにリアリティを誘う。
しかし中で出すのが一体なんの治療になるんだか…。
特に感銘受けたのはナースの表情が一切なく堪えていた所ですね。

設定は「医療行為の1つ」なので、女優はあくまで事務的に行為を済ませています。あんあんと喘がず、感じまいと頑張っている表情が何とも新鮮でした。
男がほぼ受け身で、更には女優の上半身は終始着衣のままという、マニア向けの作品になっています。ですので、万人に過剰な期待を持たさないためにも「☆4」ということで…。

中出し作品としては描写も甘く、リアリティにも欠ける(擬似?)凡作です。
しかし、着衣セックス、ナース、倒錯したシチュエーション(中出し性交看護って・・・)がツボにはまる方であれば、軸のぶれない演出で安心して(笑)楽しめます。
看護、治療としてのセックスを時にはツンデレっぽく事務的に、時には身震いするほどの快楽をもってこなす彼女達の姿はある意味かなりリアル。

私が特にオススメな場面は、「連続中出し性交処理」です。本来、凌辱的な内容に終始しかねない場面設定ですが、医療行為ですからそんなこと微塵も感じさせません(笑)。
また、連続中出し行為そのものよりも、「医療行為なんだから感じて声などあげてはいけないと必死で我慢するナース(しかも完全に受け身状態に陥る)」の色っぽい表情に着目したカメラワークは必見です。

ただ、女優さんの胸の露出などは一切ない徹底した演出ですので、肌の露出を求める方にはオススメ出来ませんね。

最後に、一般的にアダルトシリーズものは回を重ねることに、より過激さを求めるがあまり失敗してしまう作品が多く見受けられます。
しかし、この作品に関しては、中出しという過激さを売りにせず、きちんとした軸のぶれない演出に徹底していると思います。

マニアックですが、オススメの作品です。