格好いいインストバトルが聞けます
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gのスコットヘンダーソン、bのゲイリーウィリスによる双頭バンド、トライバルテックの第一弾です。この2人のアルバムだけに、他のメンツも、keyのデヴィッドゴールドフラット、drのジョーイヒアディア、perのブラッドダッツとツワモノ揃い。とはいえ、やはり、聞き物は、スコヘンのウネるgと、ウィリスのゴッツいbでしょうか。また、このアルバムで特筆すべきは、曲の平明さ。この後、トラウバルテックとしては、結構、難解な曲の多いアルバムが増えてきますが、コラボ第一弾のせいか、スピード感ある簡易な曲が多いのも特徴です。
というわけで、ツワモノどものプレイを楽しむもよし、楽曲を楽しむもよし、この類のインスト物が好きな方には、お奨めの1枚です。
流麗かつ超絶。スコヘンのギターが炸裂!
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スコット・ヘンダーソン(ギター)とゲイリー・ウィリス(ベース)が率いる双頭ユニット「Tribal Tech」名義によるファーストアルバムです。1991年の作品。
スコット・ヘンダーソン個人の名義で出した初期3部作やPassportレーベルからリリースしたジェフ・バーリンとの共作、「Players」時代の作品が世界的に入手困難な状況のなか、スコヘンの初期の音源に触れることができる貴重なアルバムです。メンバーは、前記の2人のほか、David Goldblatt(キーボード)、Joey Heredia(ドラム)、Brad Dutz(パーカッション)と2名を除くメンバーは現状とは異なっています。
いきなりオープニング曲「Signal Path」で聴かれる目の覚めるような流麗なレガート奏法、そして随所で炸裂する近未来的なハイパーサウンドと、ギタリストのお手本のようなテクニカルな超絶技巧がテンコ盛りのこのアルバムは、90年代以降を代表するスーパーギタリストの登場を雄弁に物語っています。その後の「Tribal Tech」の活躍ぶりは衆目の一致するところですが、みずみずしいまでの魅力にあふれるこのアルバムが未聴の方はぜひこの機会に!
Tribal Techとしての最高傑作
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Scott HendersonとGary Willisの双頭バンド,Tribal Techには諸作あるが,スピード感,スリル,演奏のタイトさのどれを取っても,本作が最高と言ってよいだろう。ユニゾン・フレーズやリズムのそこかしこにWeather Report的(あるいはZawinul Syndicate的)な色彩も感じられるが,この強烈なハイパー・フュージョンの前には,影響がどうのこうの言っても始まらない。まずはこの手数の多さに呆気を取られつつも,痺れるような爽快感を楽しむべきアルバム。素晴らしい。
スコットヘンダーソン&ゲイリーウィリス名義によるアルバム・・・素晴らしい!!
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1991年リリースのスコットヘンダーソン(G)4作目・・・アルバムジャケット・タイトルを見ればわかる通り、ゲイリーウィリス(B)とのコラボレイト的に制作した1枚。このアルバムでトライバルテックはバンドとして一区切りで、次作から安定したメンバーでバンドが再構成されます・・・まあ、ずっとトライバルテックではありますが、笑。このアルバムは(当時)超絶技巧ギタリストを抱えていたリラティヴィティ移籍第2弾という事でリリースされ、スティーヴヴァイ・ジョーサトリアーニ等と肩を並べて売られていました。このあたりは現在のような難解な感じではなく、アランホールズワースがウェザーリポートでギターを弾きまくっていると言ったサウンドになっています(笑)・・・もちろんやって!いる事は超絶炸裂です。メンバーは、スコットヘンダーソン(G)・ゲイリーウィリス(B)・デヴィッドゴールドフラット(Key)・ジョーイヒアディア(Dr)・ブラッドダッツ(Per)・・・とにかくスコットとゲイリーが凄いですよね!!このアルバムでのスコットは大変歌心があり本当素晴らしい・・・ザヴィヌルの影響がかなりありますね!!二人の絆が強固なものになった(笑)聴き応えある最高のアルバム!!