ドロップハンドルのエンドにミラーを付けていましたが、
首を動かさずに後方確認できるメットに付けるものを試してみたくなりました。
取り付けたのはOGKのモストロ。

　○視線のみで後方が確認できるのは非常に便利。
　○ミラーの角度はフレキシブルに変化できます。
　○アームの根本の角度はギザギザがあり、ネジで締め付けるとずれる事はありません。

　×付属の接着紙付きマジックテープは接着が弱く、ヘルメットからはがれます。
　　付属の接着紙＋タイラップ（自前）でヘルメットに固定することによりしっかりします。
　×振動でミラーが多少ゆれるため、悪路での確認はしづらい
　×輪行の際、ヘルメットより外す必要あり
　×ヘルメットよりアームが突出するため、ぶつけることがあります。あと見た目がさらにあやしく・・・

総合的には、買って良かったです。安全走行にはかかせません。

このミラーは、最適な装着箇所さえみつけることができれば、とても便利です。振り返らずに後方を確認できるようになります。
ハンドルなどに装着するミラーより、圧倒的に見やすいと思います。首などが振動を吸収するのかミラーの揺れはほとんど気になりません。良好な後方視野を得ることができます。

説明図は自転車が右側通行の国向けで、ヘルメットの左側に装着する方法が書かれていました。しかし、くるりと回すと、ヘルメットの右側にも装着できました。
私の場合、耳の上よりやや前に根元のマジックテーブ部分を取り付けました。アームが長すぎたため、分解してアームを3cmくらいカットしました。すると振動による揺れがほとんど気にならなくなりました。また、目に近くなったので、ミラーに映り込む視野が広がりました。

顔を正面に向けたままで右後方をミラーにとらえるには、ミラーを顔から離れた場所にセットしなければなりません。そうすると、眼球を右いっぱいまで移動させないと(顔を動かすとミラーも一緒に動くので眼球のみ移動させないと)ミラー面が見えないので、眼球がとても疲れます。
したがって装着のコツは、顔を30〜40度くらい右に傾けたときに、後方が見えるようにセットすることだと思います(振り返ることを考えたら、苦になりません)。ミラーの位置は、正面を向いて右目のやや下あたりになるようにしました。こうすると正面視野の邪魔になりません。

商品としては、なかなかスグレモノだと思いますが、説明書記載がちょっと不親切なので、評価の★をマイナス１しました(こんな安い価格では、しょうがないのかな？とも思いますが・・・)。イラストのみでもかまいませんから、ヘルメット右側への装着方法やアーム切断による最適化、顔のどのあたりに来るようにするとよいかなどの記載があったら★★★★★でした。

慣れないと見づらいです。

鏡の面積が小さいのと、広い範囲を捕らえられるよう、
鏡がほんの少し湾曲しているので、鏡に視点を合わせるのに
慣れが必要です。
走行中慣れていないと前方不注意になりがちなので
注意が必要です。

ミラーの位置は360度調整できるので、好みの位置に設定できます。
ヘルメットに装着するマジックテープは強力なので、
走行中にズレたり、落ちたりすることは一切ありませんでした。