ストーリーの中心が演技や芸能界で勝ち抜く部分から恋愛に絡み出したせいか敵キャラがしょぼいなぁ。

悪口いったりいろいろな小手先の細工をしてみたり仮にも社会人として厳しいだろうこの世界で、コレやったら生き残れないだろう女子校のイジメみたいになっています。

監督も視野狭すぎ。
人を表現する監督がなんか簡単すぎないか?

まわりがすべて敵という状態で演技の話にしようと思ってるんだろうけど。
こんなの普通の社会では有り得ないと思うのだけど。
様々な年代価値観の人が影響しあって一つに足並みがそろうまでの葛藤があるから、社会は大変だしおもしろいのに。

そのリアルさがあんまりないなぁ。

敦賀くんのが、キョーコに振り回されるのが次巻でしょうか。クソ生意気な監督と、古典的意地悪な共演者。キョーコの周りはいつも嵐の予感が…。
本誌を読んでる人は御存知でしょうが、キョーコの今後変身っぷりに御期待です。

親に急かされて購入した21巻です。
仲村先生の作品は20巻超えしたのはスキビが初めてですね。

キョーコはクー・ヒズリーの接待もこなし終え、いよいよ新しいドラマ撮りというところから21巻はスタートしています。

今回もギャグ要素満載で面白かったのですが、如何せん、作者さんの蓮に対する扱いが益々ひどくなってきた気がするのですが、気のせいでしょうか？(とかいいつつ、そんなノリも好きですが)

他の方もレビューされている通り、キョーコは少し蓮をアテにしすぎかと。
キョーコからみたら、蓮は「ただの事務所の先輩」のはずなんですが、そんな彼を深夜の２時に捕まえてなにをお願いしようとしているやら……(原作を読んでいるので何をするかは分かりますが)。というよりも、普段のキョーコならば、遠慮しそうな気がしますよね、翌日も朝から仕事だと分かっているのですから。
それだけ役作りに追い込まれているのか、蓮のことをただの先輩以上に甘えられる存在として心を許しているのかのどちらか、両方かと言ったところなのでしょうか。

どちらにしても、個人的にはそろそろ二人の関係をもう少し進めてもらいたいです。
じれったいのもスキですが、星４つ。

今度のドラマ編はこれまでと違って、周囲がキョーコを理解していない、むしろキョーコ自身が異分子と言う環境の中での展開となっています。

役柄に苦戦するところまでは分かるのですが、どうも敦賀さんの事を当てにし過ぎではないかと思ってしまいました。
ダーク・ムーンの時は敦賀さんの役割はあくまでヒントを明示する程度で、最終的には自分自身で切り開きましたが、今回は2回も絡んできて、さらにまたアドバイスもらおうとしていてループしてないかと少し思いました。
まぁ、それだけ心を許せるようになったと言うことでしょうか……。あるいは未知の領域に手も足も出なくなったか。

それと、ダーク・ムーン以後面白さの波が激しいと思ったのは、この作品には『ライバル』が殆どいないと言うことです。それも魅力的なと頭につくぐらいの
でも、ぶっちゃけた話『敵』と『味方』しかいないんですよね
モー子さんは演技のアドバイスをするも敦賀さんやクー・ヒズリの咬ませ犬あるいは前フリにされたりしてるし
尚もライバルと言うにはなんか違う、おそらくはラスボスと言った方がいいでしょう。
他にも敵っぽい人がいましたけど、殆どが大したインパクトがない小物同然だったし。
今回登場した、主演の子に関して言えばリアルナツ（キョーコの演じる役）って言ったら一番しっくりくるかも。でも例外なくポジションは『敵』です。

個人的に一番ライバルになりえそうだったのは、やっぱりダーク・ムーン編に出てきたヒロイン役の百瀬逸美ちゃんでしたね。
クールでプロ意識が高くてライバルにはうってつけでした。でもどちらかと言えば敦賀さんのライバルになったと言った方がいいでしょう。

しかし、あくまで私は少女漫画読んでても男性であって、少女漫画なんだから恋愛以外のライバルなんて要らないと言われちゃったらそれまでですけどね。
でも、この作品の構図は少年漫画として捕えてもそんなに違和感ないんですよ。

幼馴染をみかえすために芸能界に入ったキョーコ。
けれど先輩俳優・蓮の影響もあり、
現在はお芝居のお勉強に励んでいる。
新しいドラマもスタートするが。。

「ダークムーン」の次のドラマの撮影に入るキョーコ。
だけどのっけから大失敗してしまい、
現場では気まずいムード。
女の子たちからはつまはじきにされ。

久々に、キョーコのドラマのお仕事がメインです。
1/4の柱スペースを見ていると
お芝居メインのお話は人気なさげなのですが
キョーコが新しい役をつかんでいくところとか
わくわくして好きなので、おもしろかったです♪
共演者の中に、ちょっとダークな女の子もまざっていて
おもしろくなりそう。楽しみ。

ドラマメインですが、蓮もいっぱい登場しているし、
先日のプレゼントに「仕込み」もあったり、いろいろしてます。