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アリババ帝国 ネットで世界を制するジャック・マーの挑戦

価格: ¥1,890
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: 東洋経済新報社
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熱気に触れる本 ★★★☆☆
アリババってすごい。日本で言えば楽天に相当するようなネット経済圏を、たった十年で中国に出現させた。そのCEO馬雲といえば、中国の経済成長とネットの普及を同時に捉えた、現代中国ビジネス史上の立志伝中の人物。ただアリババのことも馬雲のことも、日本のマスコミではあまり語られない。そして決算内容とかも日本からじゃよくわからない。まだ発展途上の会社であることは間違いなさそうだが、商売を通じてアリババを知っている人、既に使っている方は結構多いと思う。日本人から見ても目を離せない存在になることは間違いない。

この本は中国の書物の特徴なのか、文章に隠喩が多くビジネスの実像がなかなか伝わってこない。水滸伝のような英雄譚っぽい書き方をしているので、日本にもよくあるビジネス評伝として読もうとすると不満が残る。ただ馬雲のスピーチなんかも含め、馬雲とアリババ人たちの熱気は充分に伝わってくる。馬雲のスピーチは「冬に備えよ」とか「顧客第一、社員第二、株主第三」「アリババにサービスを提供する企業が死んでしまったらアリババの存在意義もなくなる」等々、言いたいことを繰り返し繰り返し、聴衆の耳に焼き付けていく。本書でも終盤は馬雲のスピーチが続き、読んでるだけで熱気に当てられた感じがした。

企業向けのアリババにしても個人向けのタオバオにしても、またその決済手段であるアリペイにしても、日本でもユーザーは多いだろうし、様々な期待と脅威をこめて注目を集めているのは間違いない。本で知ろうとすれば類書は知らず、現時点では本書しかない。
類書が少ないだけに貴重だが、デキはかなりよくない ★★☆☆☆
 勃興期を迎え、急成長中の中国ネット産業を理解する上では、類書が少ないため、得難い本ですが、およそノンフィクション、あるいは経営者の評伝としては不適切なほど、まとまりがありません。

 これを読んで、アリババグループの歴史がすとんと理解できる人がいるのかな、と不思議に思います。もっとマシなジャーナリストは中国にいないのか・・・・。
起業家の方にも読んで欲しい一冊 ★★★★★
この本にはアリババ発展の歴史だけではなく、トップであるジャック・マーが下した決断、くぐってきた修羅場、成功への考え方等が具体的事例を持って書かれています。

これから起業を志す方、起業して間もない方はもちろん、経営者の方に読んでもらいたい一冊です。