第二の大戦の始まり。
★★★★★
今回の話は、ついにレイグルが率いるザーマインが動きだし、大陸を巻き込む戦争になっていくという物です。
たくさんの登場人物が出てきます。これまで何か陰謀なり、野望なんかが伺えた人物は大体出てきています。 (あの美男子もちゃんと登場したのが驚いたけれど)
それからミュールゲニア大陸全土の図があります。これで話が理解しやすくなるでしょう。
あの魔人がレインの仲間になったり、ファルナVSレイン、レイファンの三人組の奮闘(ケイってもしかして○○○!?)、ロイの能力とは?、そしてレイグルのちょっとした気紛れ(定石な展開だと、少しずつレイグルに情が湧いてきて最後には…とかになるような物です)なんかが個人的な見処です。
他にもトップスリーはいつ動くのかとかメルキュールはどちらにつくのか、ラストのレインの不吉な雰囲気はどうなんだろうなどなど。
そしてイラストのMIDさん。また一段と絵が綺麗になったと思います。(ていうかレニってあんなにイケメンだったんだ。)
やっぱり面白かったです。
ただ、魔人やレイン達と、その他の人間との力の格差のバランスをとるのが難しくなっていきそうだなと思ったり、レインが不敗なのは読み手に安心感をもたらしてくれるけれど、緊張感がなくなっていかないか心配になりますが。