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Waltz 1 (少年サンデーコミックス)

価格: ¥473
カテゴリ: コミック
ブランド: 小学館
Amazon.co.jpで確認
感想というか実況 ★★★★★
魔王で、今までいろんな業者や依頼人と揉めた、とおっしゃってた蝉さん。

揉めたっていうか…

うん…殺っちゃってるよね…蝉さん。

更に雇い主半殺し…。

揉める所じゃないよね蝉さん。

魔王時代、何故彼はあんなに岩西に見放されたらやってけないと思い込んでるのか不思議&岩西の洗脳半端ねぇなと思ってたけど…一話を読んでなんか納得…


実はおしゃべりだった事が判明する蝉さん。
単に話す相手がいなかっただけか…って…それって不敏すぎませんか蝉さん…。
おしゃべりなのに話す相手がいなかったんですよ。
ずっと独り言で対応してきたんでしょうか。


よくあるパターンだと、岩西はああ見えて実は大物だったりするんでしょうが…残念ながらどこまでいってもただのオッサンですからねえ…しかも四年後には蝉と電話が繋がらないくらいてオロオロしだす残念なマダオと成り果てますから…逃げるなら今の内です、蝉さん。

律儀に中学に通う蝉さん。またもや孤立。

誰か話しかけてあげて!

その子、こう見えてむっちゃおしゃべりなんですよ!

ちょっと褒めてあげたら頬を真っ赤に染めてデレるとっても可憐な子なんですよ!

バーでの理不尽な大量殺人…
皆殺すと書いてミナゴロス…かなり物騒です…


シャワーを浴びる蝉さんの足の細さに驚愕…今まで栄養あるもの食べてこなかったんだねえ…ホント不敏な子…。


しっかし…蝉さんのウサギルックのルーツが岩西だったとは…
あえて選んだんだとしたら間違いなく変態です。
いや、きっとアレだよね…オッサンの事だから、可愛い女のコの店員捕まえて選んで貰ったんだよ…うん…むしろそう思いたい…。


一番血まみれな筈のジャケットをまた羽織る蝉さん。岩西…上着一着ぐらい買ってやろうよ…ウサ耳選んでる暇あったら。あのジャケット実は血が染み込みまくってんじゃないかと思うとゾクゾクしちゃいます。


はふう…とにかくWaltz、サイコーです。
次の巻が待ち遠しい…
キラー・イン・ワンダーランド ★★★★★
 「弱いやつが死ぬのはあたりまえじゃねえか」
 帰る場所も行くあてもない。友達も家族もない。
 殺しを請け負った報酬でコンビニの飯を買い、漫画喫茶を渡り歩く空虚な日々に鬱屈していた孤独な少年にある日声をかけたのは見るからに胡散臭い眼鏡の中年。
 「おじさんとちょっとお話しねえ?」
 男の名は岩西。
 ジャック・クリスピンを信奉しその名言をたびたび引用する彼に、少年は反発しながらも絡めとられていく―……

 魔王から遡ること四年前、「ワルツ」は蝉と岩西の出会いから始まる殺し屋たちの戦いを描いた物語。
 今作において語られるのは魔王において主人公を食う強烈な存在感を発揮した蝉が岩西と専属契約を交わし蝉となる以前の話。むかついたからという理由で依頼主にさえナイフをふるう少年は、仲介業者でさえ匙を投げる異端児として忌み嫌われ孤立していたが、そんな彼を岩西が拾う。
 「今日からお前は蝉だ」
 キレやすい人殺しからプロの殺し屋へ。
 自分の技量を認めてくれる稀有な存在との出会いを経て、「蝉」と名付けられた若き殺し屋は運命の扉を開く。
 「魔王」において登場した蝉は岩西の束縛に不満を抱き、同時にいつか岩西に見捨てられるかもしれないという潜在的な不安を抱き続けていたんですが、その不安の根が「ワルツ」で明らかになります。
 大須賀めぐみさんの絵は華があり、なおかつそこはかとない色気があって大好きなんですが、最初すさみきっていた蝉が岩西にからかわれむきになる顔むくれる顔、初めて頭をポンと叩かれた時髪をぐしゃぐしゃにされた時の反応といったらもう、もう……このツンデレめ!死なすぞ!もう理想だよ!
 伊坂さんの原作と大須賀さんの絵は非常に理想的な形で互いを高めあっています。
 スタイリッシュでキッチュな殺し屋の異能バトルものとしても充実の読み応えを保証します。
早く続きが読みたい作品 ★★★★★
伊坂幸太郎氏の小説「グラスホッパー」に登場し、漫画版「魔王」で活躍した殺し屋、蝉(せみ)が主人公のスピンオフ作品です。「魔王」の4年前のストーリーとなっています。

「魔王」が最近の少年漫画で一番好きな作品なので期待して読んだのですが、まったくそれを裏切ることがない完成度。

少年誌とは思えないほど多くの人が死んでいきますが、展開、描写力、キャラクターの表情が素晴らしく、この一巻がものすごく気になるところで終わっているので、早く続きが読みたくなります。

この漫画だけでも楽しめますが、作者のコメントにもあるように「魔王」を読んだことのない人は、是非そちらもお勧めします。


ふつうのコミックスより少し割高ですが、2ページ、カラーがあります。欲を言えば本編のカラーページも再現して欲しかったかな。

カバーをはずしたところにあるおまけ漫画も笑えます。蝉がツンデレだというのは作者公認みたい。
普通の人間の視点を必ず入れる素晴らしさ ★★★★★
『魔王』に続く、原作・伊坂幸太郎、漫画・大須賀めぐみ両先生による新作『Waltz』の第一巻。
主人公は、小説『グラスホッパー』を飛び出し、漫画版『魔王』にも登場した、ナイフ使いの殺し屋「蝉」。『魔王』の時代から遡ること四年前の、彼が本当のプロの殺し屋へとなってゆく過程が描かれます。

大須賀氏が描く、先を読ませない疾走感に満ちたストーリーと、迫力ある画質は『魔王』のとき以上。未だ信頼とほど遠い関係にある蝉と大西は、姿を現す凄腕の殺し屋たちとどのように相対するのか。先を期待せずにはいられないハイクオリティな作品に仕上がってします。

伊坂氏の作品で何が素晴らしいかと言えば、やはり「普通の人間」の視点を、決して忘れないことがあげられるでしょう。これがあるからこそ、読者は主人公やサブキャラクタ―に感情移入ができ、犯罪や殺し屋たちの異質さがよりいっそう際立つのだと思います。
今回も、頭は良いが要領の悪い普通の人間として「苺原稔」という少年が登場します。蝉が殺さねばならない相手、業界屈指の殺し屋「首折り男」と顔が瓜二つであったことから、プロ同士の殺し合いに巻き込まれる苺原。彼は果たしてどのように決断し、物語に影響を与えるのか。それもまた非常に楽しみです。

七月発売予定の第二巻と、次号の「ゲッサン」が待ち遠しい。またひとつ素晴らしい傑作漫画が誕生したことにゾクゾクせずにはいられません。
「魔王」のスピンオフ ★★★★★
伊坂幸太郎原作の「魔王」の登場人物である殺し屋の『蝉』が主人公。
「魔王」は相手に好きなことを話させることができる能力を持った主人公が大きな力に立ち向かう話。
「面白い」と自信を持って言えるマンガであり何故アニメ化にならないのか不思議なほどのマンガ。
そのマンガに深く関わってくる殺し屋『蝉』の4年前の話。
「魔王」での蝉がが好きだったのでこうした形でまた読めることが感激です。
「魔王」を読んでなくても話は理解できますが是非「魔王」を読んから入るほうがより楽しめると思います。