心理統計でお困りの大学生に
★★★★★
心理学科に入学したけれど、統計学はあまり・・・という大学生向けの一冊です。
主に学部生2-3年を対象にしていると思われます。
大半の大学で使われるSPSSの使い方の本ですが、「そもそもSPSSとは・・・」というような
基礎から順番に(難解な)解説がされる本ではありません。
・○○の調査をするときに、SPSSのどの機能を使うのか?
・何に気を付けて分析をすべきなのか?
ということを、敢えて大学生がやらかしそうな失敗を含む分析手順を載せた上で、
極めて簡単な表現でコメント・訂正を掲載してあります。
心理学科の2-3年次の調査系の講義で出される課題は、難易度の差こそあれ、どこの
大学でも大差ありません。そこでつまずいてしまう時にはこの本がかなり
役に立つでしょう。