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LUNACY(DVD付)

価格: ¥3,000
カテゴリ: CD
ブランド: UNIVERSAL MUSIC K.K(P)(M)
Amazon.co.jpで確認
   結成当初のバンド名をタイトルに付けた、LUNA SEA のオリジナル・ラストアルバム。DJ KRUSHをフィーチャーし、スクラッチなど、今までにないアプローチを見せる、映画『007 The World Is Not Enough』のエンディングテーマ<2>、まるで教会の鐘のように響くギターと、せつなさあふれるメロディがマッチした<3>、はかないピアノの音色が、夜から朝に変わる微妙な空の色合いをイメージさせる<5>など、5人の個性を結集させ、日本のロックバンドとしての金字塔を打ち立てた20世紀最後の名作。(武村貴世子)
Reboot ★★★★★
LUNASEAが再起動する。
懐かしくなり過去作を全て聴くが、これが突出したアルバムであることはすぐにわかる。

シングル「gravity」以降は、カップリングと合わせてもハズレが無い。
全曲クオリティが高く、それ以前とは別バンドのようだった。

「gravity」「FEEL」で顕著だが、LUNASEAの曲の魅力は後半部だ。
一曲の中に流れがあり、山あり、谷ありで進行してゆき、後半部の盛り上がりには高揚感する覚える。
ピークを決めた上で、そこに到達するために余分な物をカットしているように思う。
俯瞰する力、経験、センスが無いと出来ないことだ。

聴くほどわかるが、聞けるのは無駄の無い洗練された音であり、
たった一音存在しないだけで楽曲の印象が変わってしまう。

バンド内外の音も多用されており、とても効果的だ。
そこには、ライブの再現性等を考えるのではなく、楽曲が望む姿に仕上げようという姿勢が伺える。
「4:00AM」の最後の打ち込みは鳥肌が立つほど美しい。

以前よりも各人の絡み合いが複雑になっており、一聴では魅力が伝わりにくいが、聴きこめばハマるはずだ。

スケール感が過去最大で、LUNASEAの目指す音楽が見つかったようなアルバムだっただけに、
終幕は残念だったが、再起動後は精力的な活動を予定ということで次作に期待。
ルナシーの終幕 ★★★★★
これがルナシー最後の作品となりました.

有終の美を飾るに相応しい内容だったと思います.ルナシーの集大成です.

初期ルナシーと中期ルナシーが絶妙に融合した仕上がりになっています.

始まりがあれば終わりも当然にある.自分の青春も終わったように感じてしまいました.

中学生や高校生の時に影響を受けた音楽は,大人になってもずっと自分の中に生き続けます.

アルバム一つ一つが人生の思い出の鍵になっています.

それを聴けば当時の記憶が鮮明に蘇ります.

新しいものが全てではありません.こういう過去の作品を改めて購入することも悪くないと思います.

どうでしょう,自分の人生を辿るためにアルバムを購入してみては?
甘美なメロディの誘い ★★★★★
再評価されるべきアルバムです。

Luna Seaの現時点でのラストアルバムであると同時に、個人的には最高傑作であるLunacy。もともと持っていたポジティブパンク的な甘く美しい世界と、ただのロックに収まらない繊細さと自由な発想が、見事に結実したアルバムです。初期の陰鬱さや哀しみ、怒りを含んだヴィジュアル系ロックと完全に決別したアルバムと言えます。

80年代から、日本の地下シーンでは退廃的で耽美な世界観のゴスやポジティブパンクやニューウェーブの影響を受けたバンドが活躍し始めました。例えばAuto-Modが代表格でしょう。ビジュアル系の一部はこの流れを受け継ぎ、より閉鎖的で刺々しく甘美な音楽を作り上げていきました。Luna Seaはまさにそのようなバンドであり、完璧主義的なこだわりをもって、その音楽を洗練させ、大衆に受け入れられる形で提示したバンドでした。とは言え、大衆に媚びるわけではなく、痛々しいまでに繊細なナルシシズムと、地下音楽ゆかりの攻撃性をもって、聴き手を試し、選別するような、挑戦的な音楽性だったと思います。

しかし、2000年にリリースされた本作では、そのような心地よい毒を捨て、甘く幻想的な世界観を強調すると同時に、速さや攻撃性に頼らない、より自由な音楽表現に挑戦することで、日本のゴス/ポジティブパンク/ニューウェーブの新境地を作り上げたと言えるのではないかと思います。きらびやかなメロディを奏でるギター、しっかりした力強さと温かみのあるベース、タイトだが胸に心地よく響くドラム、今まで以上に感情豊かに歌い上げるボーカル。今まで以上に、それぞれの演奏の個性が引き立っているアルバムだと思います。

10年が経ちました。リリースされた当時「自分の求めるLuna Seaじゃない」と思って、手放してしまった人、ラックの奥に埋葬した人には、是非もう一度聞いてみていただきたいです。同時に、一度もLuna Seaを聞いたことが無い人や、聞く気がしなかった人にも手にとっていただきたい。なぜなら、このアルバムは日本のロックにおいてひときわ輝く個性と、高い完成度を誇るアルバムだからです。

日本のロックは大衆性を恥じ、等身大で自然体であることを良しとする傾向があると思います。このアルバムは違います。等身大のLuna Seaではありますが、僕らのイメージする自然体のロックではありません。よく作りこまれた、創作物らしい創作物です。たまには、このような職人的なアルバムはいかがでしょうか。オススメです。
今のところラストアルバム。開幕を望む。 ★★★★★
バンドはかつての一体感はありませんが、普通にクオリティーの高いアルバムです。ラストアルバムですが、新境地を探るような実験的なサウンドもあり、集大成でありつつ、進行形のLUNA SEAを聴けます。人気と実力と勢いをたもったまま、終幕とは、ファンに誠実なバンドですね。
最凶バンド LUNA SEA ★★★★★
前作「SHINE」は充電期間があけてからはじめてリリースしたアルバムで賛否両論あるが方向としてポップス感のある作品のような気がするがその後のライブ活動等でまたロックっぽくさが出た気がする。 アルバムとしてはMOTHER、STYLEが傑作と言われるが個人てきにはこれはLUNA SEAの集大成的な作品になったと思うあと2番目のレビューなんだけどその内容だと「LUNASEA」のことかな?これは「LUNACY」なので誰かそっちに移動させてください。