覚醒しつつあるロラン
★★★★★
ロランは少しずつ魔族達からの信頼(というより忠誠)を得ていきます。
なにかもうハーレム化の前兆が見えて、エトワールの影が少し薄かったです。
話としてはロランと帝国側の反抗が始まり、全体的にロランにとっていいように物事が進んでいきますが、最後に一波乱があり、さて次巻へという展開です。
個人的にシオンが一番好きですが、新キャラのレナやフューリーもそれなりの扱いを受けて欲しいです(エトワールもそこそこに)。
決してロランだけの物語ではなく、敵味方問わず味のあるキャラがいます。
プロローグのようだった前巻から、今巻から本格的にストーリーが動いてきた印象です。