団鬼六氏、第1巻から飛ばす、飛ばす。息つく間がないのである。その濃密さと言ったら(しかもその濃縮された内容が全部で10巻!も続くとしたら)。おそらくこれに肩を並べることができるのはドストエフスキイくらいなものであろう。私では体力不足でした(いやー、カラマーゾフは読めたんですけれど・・・)。みなさまの健闘をお祈りしています。