本田健さんの書籍はコレまで5冊ぐらい読んでいるが、どれも内容は良くて読んでて気持ちもいいのですが、何かフワフワして後に何も残らないことが多かった。

この本は、本田健さんの離婚歴から話が始まり、起業独立に対する誤解や陥りやすいワナなどを挙げ、リアリティーの戻してくれるところが、今までと違い、一番今までの本田健さんの本ではオススメです。

「ビジネスは、自分が誰か？を映し出す鏡」という記述が、ドラッカーが若かりし頃、師から学んだ「何によって覚えられたいか？」に共通するとおもった。

あと、億万長者にアンケートした内容で、
『ビジネス、お金を追い求める先に幸せはない。→お金やビジネスは幸せと何の関係もない』との内容が心に残った。

この本を読んで、自分は経済自由人になると誓う。

余談だが、
この書籍と、苫米地英人努力はいらない! 「夢」実現脳の作り方を並行して読むと、
さらに理解が深まると思った。

どちらの書籍も、「夢の実現の本」だが、内容はほぼ同じことを記述している。
好きな仕事をすること、夢を紙に書くこと等、脳機能学者である苫米地氏の方が論理的で科学的に記述してあるので説得力は増す。（本田さんのこの本はストーリー仕立てなので読みやすい。どちらが良い悪いではない。）

たとえば、あとがきにある次の文章
「これまでとは違う人生を生きよう！」と心から決めたなら、少しずつ人生に変化を起こすことができす。
と本田健さんは書いてありますが、
これだけでは、ホメオスタシス（恒常性維持機能）が働いて、現状維持のままになります。
そのためには、コンフォートゾーンをずらさなければならないのですが、ここで書くと長くなるので、ご興味のある方は、苫米地さんの著書をどうぞ！

お金持ち＝幸せ
ではないことが、この本を読んでわかります。また経済的な自由を手に入れるための心構えから、実際にしていくことが具体的にわかり、とても勉強になりました。

ただ、最後の２５４ページあたりからの『ビジネスの未来』の文章がとても読んでいて、気分が悪くなったので、星は3つで。

この『ビジネスの未来』の内容は、すきでもない仕事を一生懸命がんばっている人に対して失礼だと思います。世の中、やりがいのない仕事、でも誰かがしないといけない仕事というのが、山ほどあります。本田健さんには、そのあたりのことが見えていないのでしょうか？

この本は単なる夢物語ではなく現実的な話も紹介されています。
またお金だけでなく生き方も学べる本です。

ビジネスを所有して経済自由人になる。
この本を読むとそうなれそうな気がします。

お金と生き方を学びたい方にお勧めです。

私は本田健さんのファンで
本書は８冊目となります。
３冊目を読んだあたりから、
本田さんの本は同じことが何度も書かれているなぁ
となんとなく思いはじめ、
本書で確信に変わりました。
半分以上、読んだ覚えがある内容で、
エピソードなど全く同じことが書かれているではないか。

「ユダヤ人大富豪の教え」や「きっとよくなる」
「幸せな小金持ちへの８つのステップ」をお読みになった事があれば、
あえて本書を読む必要はないかもしれません。
ただ、内容は上記３冊同様とてもよいので、
繰り返しが気にならなければ、
本書はオススメできます。

お金・ビジネス・幸せについて、具体例をまぜて巧に書かれている。
具体例や説明など非常に分かりやすい。
特に若い方には読んで欲しい。
メンタリティーやモチベーションアップにつながると思う。