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バハムート戦記 MD 【メガドライブ】

価格: ¥7,140
カテゴリ: Sega Megadrive
ブランド: セガ
Amazon.co.jpで確認
セガ:期待のシミュレーション
なぜ続編を出さなかったのか ★★★★★
いわゆる光栄系の戦術シミュレーションからの派生ではあるのだが、内政などは極めて簡素なので、初心者の人でも十分対応できます。シンプルなのに奥が深いという、離れ業をやってのけている。ラングリッサー、ファイアーエムブレムなど、ファンタジー・シミュレーションRPGファンの人でも十分楽しめるんじゃないかな。

それぞれ種属や能力の異なる8人もの個性的なマスター、頼りになる英雄、多彩な傭兵部隊や召喚獣、勝敗を分ける強力な魔法etcなどファンタジー好きがワクワクする要素が満載。世界観も作り込まれている。秀逸な音楽や効果音もゲームを彩ります。

このゲームはグラフィックがいい加減なので相当に損をしている。タイトル画面やマップ、マスターたちの選択画面などは奇麗なのに、マップ上のキャラクターがきちんと描けてない。マスターにいたっては顔だけというのが…。でもまあゲームの本質ってのは見た目じゃないですからね。

このゲームは開始前に細かくルールが選べるのですが、ルールは上級、戦闘はヘックスでやるのが一番面白いですよ。ゾンビ系モンスターを召喚できるバルマーでやると結構簡単。ちょっと難しいけど真のエンディングも必見。
芸術的な箱庭のように緻密に創り込まれたゲーム ★★★★☆
芸術的な箱庭のように緻密に創り込まれたゲームです。

個人的には、青臭い正義を振りかざすイメージのジークより、ワイルドで無骨で古き良きファンタジーを想起させるバストラルが好きです。
簡易戦闘モードでバストラルの突撃で並み居る敵達をばっさばっさと薙ぎ倒すのが快感です。
バストラルは43歳と微妙な年齢なのが渋いです(ちょうど大厄を乗り切った年齢)。
不惑(40歳)を過ぎても尚 現役のファイターである彼は、何故だか私に工藤公康の姿を想起させます。
メガドライブのバハムート戦記をプレイしていた頃の私は、ジークと同じくまだ20代の世間知らずの学生でした。
あれから10年以上が経ち、世間の波に揉まれた自分は、バストラルに燻(いぶ)し銀の魅力を感じます。
エンディング(ここでは敢えて真のエンディングには触れません)は生臭くてそれでいて現実的で、そのプツンと終わったエンディングの空虚さは、妙にインパクトに残りました。
その後、歴史に親しむようになり、劉邦や朱元璋の功臣大粛清の史実を知り、嗚呼これだったか、と或る種の哀しさと共に覚りました。
綺麗事ではなく生きるということを体現化しているバストラルに、壮年の私は惹かれるものを感じます。

1年くらい前(2009年)、真のエンディングの内容を識りました。
バハムート戦記を知ってから10年以上経って、初めて識りました。
何と云う気宇壮大な物語!
ファンタジーの黎明期を彷彿とさせる、混沌とした荒削りの心を揺さ振られる強い魅力。
嗚呼!
鳥肌が立ちました。

以上、大好きなゲームに対する想いを、徒然なるままに書き付けてみました。
一生遊べるソフト ★★★★★
きっと、このゲームを作った人たちは納得がいくまで何度も何度も
テストプレイをしたに違いない。余計な贅肉は削ぎ落とし、SLGの旨味
だけを追求したような作品である。

非常に完成度の高い作品なのだが、個人的に特にすごいと思ったのは
敵の思考時間が皆無であることだ。それでいてかなり手強く、手堅く
攻めてくる。思考時間が長大なくせに敵が変な動きをする
アドバンスド大戦略と比べると非常に快適で戦争が楽しい。

それとあの時代に「高度」のような概念まで取り入れられてること。
たとえば、背の低いユニットは城壁を越えられず、背の高いユニットは
乗り越えることができる。蛇のような体系のユニットも越えられない。
地形効果もただの地形効果としてあるだけではなく、ユニットそれぞれ
にとっての地形効果が各自設定されている。
たとえば森の住人であるエルフは森を背に戦うと強敵になる。
そしてCPUはそれらも考慮しながら戦ってくる。

この作品を買ってばかりの頃はそれらを知らず、
「前は楽勝だったのになんで今回はこんなに手こずるんだ?」
「同じ地形を進めるユニットと進めないユニットがあるのはなんで?」
「敵の動きの理由がわからない。彼らは何を意図してああ動いてる?」
と謎だらけだったが、その設定を知った時はあまりの作りこみに感動した。
これらの駆け引きと快適さのおかげで飽きることはなく、うちでは
もう十年以上現役のソフトである。
メガドライブ史上最高のファンタジーシミュレーション ★★★★★
・キャラが立っている
・ストーリー構築が完璧
・キャラクターの成長が楽しい
・音楽も素晴しい
・対戦がかなりアツい

と、あげればキリがありませんが、
シミュレーションが好きな人なら本作品は絶対に体験すべきです。
最高のファンタジーシミュレーション ★★★★★
自分の人生でこれほどハマったゲームは他には無いです。

当時マスターオブモンスターズ、キングオブキングスのように
モンスターを雇って対決させるシミュレーションはありましたが、
信長の野望のようないわゆる光栄系のように
内政、戦略マップをわけたゲームは
ファンタジーでは初めてではないでしょうか?
さらにマスターも悪の大王、ドラゴン、巨人族、エルフと
すばらしいメンツ。

バックボーンもしっかりしていて
4メガ(だったと思う)
とは思えないデキです。

おまけ(?)のアクション単体でも私は楽しめました。

販売して一年を経過して発表された
真のエンディングにも涙です。

おそらくいろんなゲームに影響あたえたのではないでしょうか?
この後出たサターンのドラゴンフォースもやりましたが、
硬派なイメージがなくちょっと・・・

戦略性、キャラ、本当に良いです。

ファミコンやメガドライブで楽しんでいた
世代の方ならプレイされることをお勧めします。