物語は、そう特異なものではない。領主だとか、騎士だとかが居て、非常に美しい身分の高い女がいて、・・・と、たくさんの物語に接してきた現代人にとっては、比較的ありきたりに思えるかもしれない。けれど、所謂「禁じられた恋」も多く、短い話なのに「次はどうなっていくんだろう?」とわくわくし
ながら読める。ハッピーエンドから、悲恋物語までいろいろあって、設定は似ていたとしても読んでいて飽きない。愛と冒険の物語などが好きな向きにおすすめ。