前作比較との欠点が痛い
★★☆☆☆
高評価レビューでしたので買いましたが、前作ダーククラウドよりやりにくいです。
前作には「ドランの羽根」という加速アイテムがありましたが、これは詳しく調べてみたところ無いようです。ダンジョンがの広さと移動速度を考えるとこれはだれます。
次は武器強化ですが、これもやりにくいです。ビルドアップが簡易になったのはまだいいとして、弱武器をスペクトル化して強武器に足すのは、前作のアタッチメント方式より時間が掛かるだけにしか思えないです。
あとは戦力差もひどいです。飛び道具の弱さは、前回の飛び道具無双からの反省かもしれませんが、劣化し過ぎです。位置関係的に当たらないとおかしいときもあって辛いですね。 そしてライドポッドは強すぎる。
全体的にプレイ時間を無駄に引き延ばされているような気がしてならないです。 写真はおもしろいですけど
今なお、おもしろい
★★★★★
久々にゲーム、国産RPGがやりたくなり、手にとってみました。
プレイしてみての単純な感想は、おもしろい♪
とてもよいゲームだな〜、というものです。
発売から8年経った今でもなお、楽しめるゲームだと思いました。
童話のようなストーリー、主人公の少年の冒険活劇のようで、登場キャラやイベントの演出もひと工夫されていたりと、各所でいろいろと楽しませてくれます(^_^)
また、各声優さんが素晴らしい!ヒーロー・ヒロインのみならず、サブキャラ、何故かオネエキャラのモンスターあたりでも、素晴らしいお仕事をされてました(笑)
ストーリー等も、確かにありがちな設定が多いように思いますが、何か惹きつけられるものがあって、こちらを飽きさせません。わかりやすいストーリーといっても薄っぺらいものではなくて、、何か魅力があるのですね。
操作や難易度も、ほどよいもので、それほど苦労するものではないと思います。
なお、やりこみ要素がたくさんあったり、クリアまでにけっこう時間がかかるので、忙しい方には、ちょっとむずかしいかもしれません。
全体的に惜しいゲーム
★★☆☆☆
キャラクターや軽いファンタジー・スチームパンク的な世界観の雰囲気は良かったです。
それだけにシナリオや設定の作りこみの甘さが残念でした。
章立てで話が進むためか、キャラクターの台詞が説明的過ぎるきらいがあり、強引な印象を受けました。
冒頭で主人公が父親と上手くいっていないような描写があったような気がしたのですが、仲間集めが可能になってから話しかけてみたところ、他のキャラクターと変わらないような条件で、特別なイベントなどが起こることも全く無く、普通に仲間になりました。
その後も父親がらみのイベントは皆無……。
個人的にそういう部分が何よりも残念でした。
事あるごとに「冒険」という単語が出てきますが、基本的に町(となるフィールド)に隣接したダンジョンを目的のために踏破するという流れになっているため、能動的に「冒険」しているという感覚もあまりありませんでした。
「主人公の住んでいる街以外は滅びた」はずなのに、その街の外にも、少ないながらも普通に住民が居たりします。(各所の鉄道線路も駅もほぼ無傷で残っています。)
主人公たちだけが世界の命運を握っているはずなのに、使命感や悲壮感や緊張感などの雰囲気も皆無です。
シナリオその他は完全におまけととらえて割り切ってプレイするしかありませんでした。
戦闘はアクションの苦手な自分のようなプレイヤーでも難しくはありませんでしたが、うっかりしているとすぐにゲームオーバーしたりしましたし、良いバランスだったと思います。
武器の育成が楽しく、地道に育てた武器で雑魚敵を掃討するのは中々に快感でした。
ヒロインのモニカのアクションも剣の種類ごとに変わり、そのモーションを見るのも楽しかったです。
HPや防御力の上昇が完全に消費アイテムまかせなのはいただけませんでしたが。
それから、豊富なアイテムの種類に対してそれらを所持できる枠が少なく、しかも一般消費アイテムやジオラマ・発明用材料、さらには貴重品までが全て同じ枠な上、それらを整頓するのも一つ一つを手動で移動させなければならないというのもまた不便でした。
それらメニュー周りの表示レスポンス等は非常に軽くて良かったのですが。
ミニゲームに関しても、自分はさほど熱中できませんでした。
大味で作りこみが甘いような印象で、今一歩時間をかける気になれなかった。
特にスフィーダはやたらめったらにボールがバウンドしまくりますし、カメラ視点の変更も限定され弾道計算がしづらく、通路の両脇に溝があるダンジョンでは必要以上に難易度が跳ね上がる……。
仲間1名の加入条件がスフィーダ10回クリアと言われたため頑張りましたが、心が折れてしまい、あきらめざるを得ませんでした。
戦闘や武器育成が非常に楽しかっただけに、余計に惜しい部分が目に付いて気になりました。
残念でした。
涙を呑んで語る記憶の物語
★★★★★
非常にいいゲームです。
ストーリーはやや駆け足、やり込み要素の豊富さから多少ダレる部分もありますが、特にストーリー面で満足できたので私は★5つです。
ストーリーで満足できたとは言え、細かい部分では強引なつじつま合わせがたくさんあります。そりゃもうたくさんです。
でもその欠点を補えるほど、心理描写が細やかで素晴らしい。それを大仰な涙やセリフに頼らず、“多くを語らずに語る”スタイルでやっているという事実。驚きです。
CGと声優と言うゲームの世界でここまでの描写ができるものかと、感動しました。
特に第二章のエピソードは良い。
ヒロインのモニカの口調の端々に滲む、リンへの強い共感。それを“明確に言葉に表さず”口調で示したモニカ役の声優はすごい。エピソード自体にも感動したけれど、声優の底力にも感銘を受けました。
これは是非、これからこのゲームをプレイする方に注視してほしい部分です。ゲームでここまでやれるものなのかと、興奮に胸が高鳴りました。
他の方の指摘する欠点も事実です。確かに、欠点はたくさんあるのです。
でも私はこのゲームが大好きです。素晴らしい出来栄えです。アニメのようなグラフィックで描き出される映画のようなヒューマンドラマ。プレイヤーとしてその世界に入り込み、堪能できたことを、私は嬉しく思います。
騙された
★☆☆☆☆
高評価なので買いましたがはっきりいって騙されました。
ARPGかと思いきや戦闘なんておまけ。
発明や写真撮り中心のゲームです。
戦闘で悩むより発明のアイテム探し・写真撮影に多くの時間を費やすことになります。
戦闘フィールドより広い凝ったフィールドをすみからすみまで探し回ることになる。
しかも戦闘での写真撮影に失敗すると発明できないのもある。
途中の会話シーンも長いしかなりかったるいです。