私は会社に入ってから長く、コミュニケーションで悩んでいました。結果、自分はおかしいのか？アスペルガーなのか？などと悩み、どんどん深みにはまっていました。どうも、自分は周囲に迎合する生き方ばかりをしてきたため、これが問題なのか等と思い、自分の内面を見つめたりしていました。結果、自分は、"男らしく"ばかりを心がけ自分のある点を否定する形で生きてきましたが、そうだ、"柔らかいところがある"と思い、それを口に出したところ、すんなり人の話を聞き、これだ！と思いました。しかし、ここからが大変。35年ぶりに出会った自分をなかなか受け入れられず、七転八倒の日々を過ごしていました。こうじゃなきゃと言う自分も邪魔をしました。産業カウンセラーの方も私の話を聞いてもなんのこっちゃわからない。何度かカウンセリングをしたある日、もしかして、この方法が役に立つんじゃないですか？と言われ、このセラピーのさわりを聞き、ピーンとこれだ！と思いました。インクルーシブ＝包含＝自分を受け入れる。そのまんまだと。
それ以来、日々ころを読みながら試みていますが、これまで、色々道を探してきた方にとっては、大きなヒントを与えてくれる本であることは間違いありません。