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国家試験受験のためのよくわかる会社法

価格: ¥296
カテゴリ: 単行本
ブランド: 自由国民社
Amazon.co.jpで確認
期待通りの本 ★★★★★
 初版発行当初から、アマゾンのレビューや他の受験ブログなどで評価の高かった本である。ずっと関心を持っていたが、改訂版が出ていたのでさっそく購入してみた。まだ1回ほど通読しただけだが、楽に読める割には読み応え十分。評価どおりの内容であることが確信できた。

 この本の長所は、制度の趣旨や基本原理がしっかりとわかりやすく解説され、これを軸として各章の内容が正確に理解できる構成になっている点である。例えば、株式会社の具体的な内容の解説に入る前に、「株式会社の基本的仕組み」という章が置かれ、株式会社の理解に不可欠な株式や株主の有限責任、所有と経営の分離といった事項がていねいにわかりやすく説明されている。その後に続く各章の解説も平易かつクリアーで、ほとんど苦しむことなく全体が着実に理解できそうである。また、随所に読者の興味を引くような記述が入っていて、飽きがこない。読者の目線に立って書かれていることがよくわかる。

 司法書士試験用としては、少しコンパクトすぎるかなという気もするが、条文を羅列しただけのような分厚い本では、読むのが苦痛でほとんど頭に残らない。そうかといって、ショボイ入門書ではさっぱり役に立たない。だとすると、骨格のしっかりしたこの本で基本を正確に理解してから会社法の条文を読み込んだほうが、はるかに効率がいいと思う。
コンパクトながら十分な記載内容 ★★★★★
公認会計士短答式試験対策のために購入。「行政書士、司法書士、公認会計士」と難易度にばらつきのある試験名が並んでいることに若干の不安を覚えたものの、結果として、その不安は杞憂に終わったと感じている。

先ず、これらの試験の特徴として、司法試験のような学説の対立にまで踏み込む必要はない一方、条文レベルの知識はかなり細かいことが要求される。その点において、重要度の低い部分に相応の割愛は見られるものの、実用上の不足感は感じられない内容が盛り込まれている。

また、公認会計士試験の短答式過去問(直近3年分)出題箇所に下線を引いていったところ、ほとんどの選択肢に対応できることが確認できた。

更に、国家試験受験対策を謳うだけあって、「ここが狙われる」という囲み部分に実際の出題箇所が非常に多いことも、この本の受験対策本としての優秀性を物語っている。

掲載されている過去問が行政書士、司法書士試験だけ(一部オリジナル問題あり)であることからも、公認会計士試験対策のプライオリティは低いものと思われるが、十分に公認会計士短答式試験にも対応可能と思う。読み易いこと、注意すべき事項に関するコメントが充実していることなども併せて、非常にお薦めの一冊。
読みやすい本 ★★★★★
人気基本書の「なるほど会社法」を買ったのですが、A4版の大きさに馴染めず、特に電車の中とかでは読みにくく、また、あまり受験には関係ないことも多くて使いこなせませんでした。
そんな中、本屋で偶然、本書と出会って衝動的に買ってしまいました。
本書は入門者用に平易な論調のため非常に読みやすく、また、重要箇所、特に択一の引っかけ問題として押さえておきたい箇所には色分けされているので、ポイントを押さえながら読みこなせます。行政書士、司法書士、公認会計士などをこれから目指して勉強しようと思っている人には、過去問も解説付きで載っているので、いいとおもいます。
やはり読んでいて飽きの来ない書き方でないと、苦痛ですよね。