録画してあったテレビアニメを連続して見てしまった様な感覚がとても心地よい3巻目です。キャラクタごとに特徴がハッキリしていて、セリフだけで誰だか分かってしまう所がアニメ的なのでしょうかね。初登場キャラで新鮮味を持たせ、主要キャラはテンポの良いからみで進行。分かりやすい情景描写の中に突発的に出てくる比喩表現が面白いです。

なんと秋晴がセルニアの自宅へ二泊三日のお泊り旅行に行くことに!?
お泊りとなればそりゃもうドキドキワクワクなイベントがてんこ盛りに待ちかまえているわけでして……?

新たにアイシェが現れたり、沙織が現れたりするわけですが、なんといっても今作は『ドリル』ことセルニアの独壇場です！
別荘なので朋美の邪魔も入らず、ある意味でここまでの三巻で一番楽しめたかもしれない。
幼馴染だからメインヒロインとかは考えず、物語は生き物なのでなるようになればいいんじゃないかと一読者としては思っているが。
いろんなフラグを立てまくる秋晴くんですが、広がりという意味ではそれもありじゃないのかな、と。

ドリル宅にお泊りグッジョブッ！！　なんで買って損なしですよ、マジで。

今回の主役は完全にドリルことセルニアです。ってか朋美は完全に蚊帳の外だなぁ。
いや個人的にはドリル大好きなんで問題ないんですけどね？

２巻で本領発揮したドリルが更に暴走してくれます。
いいねぇ、ラブコメしてますねぇ（何

前半はまた無駄にキャラを増やしてハーレムルート驀進中です。
あんまりキャラ増やしてもどうかと思うのだけどなぁ。
そろそろキャラの名前を設定上の名前だけだと苦しくなってきたですよ。
ドリルとか腹黒みたいな分かりやすいあだ名でどうにか識別してます（苦笑

後半の展開はドリル好き、もといセルニアが好きならガチでしょう。
ベタベタな展開ですがむしろそれがいい！（笑
２巻まで読んで面白いと思ってるなら３巻は絶対に買いですよ？

　このシリーズ、結構面白いよ。１巻はキャラ紹介が長すぎてイマイチ、２巻はそのキャラ
がよく動いてて面白い。で３巻は？

ハーレム系のルートを進んでて、それ系としては面白かった。のだが、俺にはエロコメに
なりきれないラブコメってな中途半端なポジションで終わってしまう作品になってしまい
そうな予感がしたｗ。二次元ドリーム文庫あたりに舞台を変えれば、この挿絵のぽよんぽよん
なおっぱいをもっと活かせるのに惜しい！ｗ

真ヒロインたる幼馴染は今回もドリルにいいとこ取られまくってますな。思うに、青少年が
読むラノベでこういう小賢しい感じのするヒロインって駄目なんじゃないの？やっぱり、
ドリルみたいな単純なのでいいと思うんだ。

　前巻のあとがきで書いてた、メイド・執事のウンチクもうちょっと混ぜて欲しいな。

一・二巻でのキャラ作りを終えてようやく動き出した感じです。
一応メインヒロインと思われる幼馴染は今巻もドリルにいいトコ取られてます(笑)
最後の方で嫉妬(らしき物)が見えたので次回楽しみです♪

掲載されてる話数が少ないからかまた３人も新キャラが･･･(作者あとがきではまだ出す模様)
キャラ設定は格段にいいので悪い方向にはいかないでしょう(多分)
完全にハーレム系の方向に行こうとしてます(個人的には全然ＯＫですが)
ハーレム最高！と言う方はちょっと物足りないかも･･･