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アズマニア (1) (ハヤカワ文庫 JA (543))

価格: ¥630
カテゴリ: 文庫
ブランド: 早川書房
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ファンにとっては何とも嬉しい本です ★★★★★
ファンにとっては何とも嬉しい本ですね。第一巻には「ぶつぶつ冒険記」「マッドくん」「あめいじんぐマリー」が収録されています。さすがにどれも面白いです。著者の作品に登場する女の子は表紙絵のようなかわいらしい女性ばかりです。無軌道に膨れ上がってゆくストーリーとかわいらしい女性の組み合わせが何ともいえず良いですね。アズマニアにはお勧めです。
吾妻ワールドの原点 ★★★★★
作品は1981年~82年に発表された「ぶつぶつ冒険記」、83年に発表の「マッドくん」、85年発表の「あめいじんぐマリー」が収録されている。
初期の作品で、作者も私も若かった。

SFファンタジーにナンセンスと健全なお色気をちりばめてあるが、出てくる女の子は顔は少女漫画に出てくるような大きな瞳の少女なのに、体はエッチな、俗に言うやりたくなるプロポーションというアンバランスさ。これがいわゆるロリコンのはしりだったか?
今読み返しても「あめいじんぐマリー」など20年前に書かれた作品なのに絵も中身も全然古くないのでびっくりした。逆にいうと、吾妻ひでおが如何に前を走っていたかということがわかる。吾妻氏は今は「失踪日記」で有名になってしまったが、「ぶつぶつ冒険記」の中にお酒の話が出てくるのには苦笑してしまう。

吾妻ファンなら揃えておきたい一冊。

のりに乗ってるパルプSF傑作集 ★★★★★
収録作品は、ぶつぶつ冒険記、マッド君、あめいじんぐマリーです。

特に、入手困難な奇想天外社から発売されていた ぶつぶつ冒険記 の再録は嬉しい。古典的な古きよきSFマンガです。

時代的にも、堂々とSFを書くことが出来るようになった作者がノリにのって書いているのが伝わってきます。話の密度も非常に濃い。連作モノのSFショートショートのコミック版のような雰囲気といえば伝わるでしょうか。

マッド君は、フラッシュゴードンをギャグにしたようなパルプSF。気軽に楽しめます。あめいじんぐマリーもその系統かな?秋田書店から出ていたコミックの書き下ろし表題作でした。