巻頭2編はなかなかの逸品。空回りしてる部分は多いけどエロも漫画も頑張ってるのが見てとれる1冊目。破天荒が過ぎて恋心を相殺したりもしてるけど実験的手法も多く取り入れて意気込みが伝わってくる一冊。
★★★☆☆
★3の上ギリ。
著者の処女短編集。
巻頭カラー4頁含む、恋敵は母だった『ママと私の好きな人(前後編)』は母親の行動があまりにも漫画チックに破天荒すぎて、せっかくのリアルな恋心を打ち消してしまってる部分はあるけど、エロとしては面白い発想。
カレシに縛り放置されるカノジョは兄に見つかって…『お兄ちゃんが見てる』。
講師と生徒な百合の二人が男を分かち合うお話『Please Speak English!』。
いきなりの共学化で肩身の狭い少数男子部員が意地をかけて県大会で記録を出して美味しい想いをするお話『プールサイド』。
幼少のトラウマと膣口の狭さからアナルしかできない女生徒がとりあえず想いを遂げるまで『みひろの脱アナル宣言』。
血が繋がってないと判った兄妹が想いを遂げる瞬間『お兄ちゃんが大好き』。
ほか、オマケ漫画1頁とカバー内にもオマケ有り。
全体を通してキャラが立ってて漫画チックに破天荒だったりして面白いところも多い反面、流れが唐突すぎたり展開に問題が多いシーンもチラホラ。
キャラデ自体はどんどん魅力的になってるけど、作画はまだまだ安定感がなく表情も不足しがち。
けっこうフェチっ気もありエロ描写自体はリアル描き込みで頑張ってはいるものの、挿入シーンは類似系の表情のオンパレードと流れの悪さで盛り上がりがもう一歩。消しもウザめ。設定のわりには処女血の一滴すら滲まないのも残念。
貧乳1名以外は巨乳。
ハイミドルからハイティーンくらいの女生徒中心。
エロも漫画も空回りしてる部分が多いけど、意気込みは感じられる一冊。
巻頭2編のアイデアの盛り込み方とか、落ち前の爽やかさとか、イメージ回想シーンの良さとか、『プールサイド』の時間軸を活かした構成とか、個人的には充分楽しめた一冊です。
さわやかにエロエロ
★★★★☆
成人漫画が萌え・ロリに走りがちな中珍しく、ヤング誌系でもいけそうなポップな絵。
明朗で、良い意味でエロ漫画っぽくないが、描写自体は濃厚で、構図も単調さが無く、満足度高し。
さっぱりした作風のおかげで、後を引くいやらしさ、陰湿さがないのも良い。
パリっとした絵柄が制服描写とマッチしており、タイトルにフェティッシュを感じる人なら楽しめると思いまする。
漫画としての構成も達者で、ストーリーも面白いのでこのひとのシリーズ物が読みたい。
スクールガール
★★★★★
前編と後半の続き物が1つ、1話完結が5つ収録されています。
タイトルの通り、全編に渡って女子学生が登場。
絵柄については詳しくないんで的確な事は言えませんが、
万人受けするタイプの絵だと思います。
性器の描写は濃すぎず薄すぎずとっても良い。
ヒロインが皆エロく萌えます。エロシーンはどこをとっても秀逸。
アナル、3P、緊縛、乱交、近親、レズ、なんでもござれ。
まさに使える作品です。
強姦だとか鬼畜グロの類は一切ありません。
出てくるヒロインがほとんど積極的に行為を求めます。だから全部和姦。
鬼畜モノが好きじゃない人なら買って損はしません。
お気に入りは乱交モノのプールサイド。