インターネットデパート - 取扱い商品数1000万点以上の通販サイト。送料無料商品も多数あります。

ポール・スミザーの自然流庭づくり

価格: ¥1,995
カテゴリ: 単行本(ソフトカバー)
ブランド: 講談社
Amazon.co.jpで確認
英国ガーデナーが選択する日本に根付いた植物 ★★★★☆
おおまかに三部構成になっていて、パート1は「狭くて日陰」
「犬がいる」「ビルの屋上」「オープンスタイル」「里山風」等の
条件をかかえた庭の施工例紹介。
表題の「自然流」というコンセプト通り、主張しすぎず、
作りこみすぎていず、ナチュラルで自然な雰囲気が好もしい。
パート2は著者がよく使う「日向を好む」「日陰を好む」「球根」
「高木と低木」「つる植物」「水辺の植物」「スーパーサブ植物」の
植物リストになっており、写真とそれぞれにつけられた丁寧な解説で
庭づくり、植栽選択の参考にすることができる。
イギリス人である著者が、日本の植物を見る視点には、
あらためて気付かされることも多く、とても新鮮。
著者が実験的に使っているという八ヶ岳のガーデンにも
思いを馳せることができる。
パート3は植栽カレンダー的日記になっており
ガーデナーの日常が垣間見られて興味深い。
文字数が多く、丁寧な説明で読み返すごとに新しい発見があるが
翻訳本のような読みづらさが少し気になるのが残念。
全体像が判りやすい ★★★★★
個性的かつ自由な発想に基づいた様々な庭の実例が色々と載っていて、とても参考になります。庭のコンセプト、施主の思い、環境についての説明もしっかり出ています。著者の作庭への根本的な考え方が、その場所にあった植物(しかも宿根草が多い)を選んで、自然の力を借りながら、のびのびとした(=手の掛からない)美しい庭を造ることのようで、とても納得させられました。同じ著者の『ナチュラルガーデン』より、庭の全体像が見られるので、私はこちらの方が自分の庭の理想図もイメージしやすい気がしました。
謎解きをしたくなる本 ★★☆☆☆
表紙の写真につられて買ったのですが
この本の中には、こんな作業中のすてきなポールさんの写真が出てきません。
思わずもっと見たいと探してしまいましたが
この表紙のお庭らしいページもありませんでした。

私は「ポール・スミザーのナチュラル・ガーデン」という本を先に買ったのですが
あちらのほうに、この色の同じお洋服で、ギボウシを運んでいる大きな写真が
いくつか出てきます。
もしかしたら、この表紙はあちらのお庭かなと、ミステリーを読み解くように、
ふたつの本を見比べてしまいました。

でもこの本には、ポールさんの子供の頃の写真やお話などが出ていて楽しめます。
花図鑑があったり、種類別の庭を解説しているので庭仕事のテキストとしても、とても役立ちます。

最後の方に出てくる日記は、ポールさんのとても楽しそうな様子が伝わってきます。

ただ、日記以外の前半などは、翻訳に慣れていない人の文章のような感じで少し読みにくい感じがしました。
もう少し、整理されたらテキストとしてわかりやすいと思います。
テレビやDVDなどのポールさんの説明は、もっと楽しく、柔らかいのに、的確だから。

お庭のテキストとしての要素が濃いこちらの本と
この表紙のようなポールさんの写真や、植物と庭のドラマチックな写真の多い「ポール・スミザーのナチュラルガーデン」と、
両方の本を見るとポールさんの世界により深く入れると思います。




うちの庭も、なんか素敵に変わりそう ★★★★★
 表紙の写真にやられちゃいました!
 緑の庭の景色にとけこんだ、イギリス出身の庭師さんです。左右の手に、不思議な植物の株を抱えている、この人が書いた本なんです。よい笑顔、幸せな気持ちがあふれた表紙ですね。
 じつはうちの猫の額のような庭、いま、毛虫と雑草との戦いの場所になり下がり、いいかげんウンザリしていたのです。よその家はどうしているのだろうかと、本屋さんで情報を得ようとしたら、この本を見つけました。
 巻頭から、びっくり。素敵なウッドデッキの庭だと思ってよく見たら、元は、うちの庭そっくりの、洗濯物干し場ほどの狭い庭ではありませんか! こんなにみごとに変身しちゃうんだ(庭の持ち主さん、ごめんなさい)。リビングルームからウッドデッキが伸びていて、兼アウトドア・リビングとして使える、2度も3度もおいしい空間に生まれ変わっています!
 うちの庭は風通しも日当たりも悪いため、まさに巻頭の「広く見える庭」と条件がそっくり。この本、暗くて湿った庭にピッタリの植物を、ちゃんと写真入りで紹介しています(パート2「花図鑑」)。
 この本に紹介された雑草対策を試すのに、入梅前のいまがチャンスかもしれない(パート3「四季の庭仕事」)。
 そうだ、表紙の不思議な植物。ギボウシといって、子供のころから見慣れた、あの草でした。うちの庭にピッタリだとわかったし、さっそく植えてみましょう。
 そういえば、それぞれの庭の、季節ごとの姿を見たいですね。続刊、出ないんでしょうか?