膝に不安を感じたら読みましょう!
★★★★★
冒頭に、「そもそも膝は50年程度しかもたない」といった内容が書いてあります。
今年からジョギングを始め長距離を走れるようになってきました。そのときに真っ先に痛くなるのが膝。
ヘルニアも経験しているので、2度と同じような思いをしたくなく読みました。
本書はどちらかというとウォーキングや年配向けの内容が多いですが、膝の勉強をするにはもってこいです。
ジョギングの本とあわせて読むと効果的かもしれません。
スポーツのレベルではないが参考になる
★★★★☆
ランニングを趣味とする私にとって、「ヒザの故障をいかに防ぐか」は真剣な関心の的なのだが、本書は「ウォーキングでも始めようか」と思うくらいの中高年をターゲットとしたものなので、運動強度という点ではぴったり来ないのはしかたない。しかし基本的な問題としては共通なのだし、関節の構造などの知識面や、補強運動のアドバイスなどの実用面ではおおいに役立つように思う。
まだ健康な人こそ読むべき・・・
★★★★★
生まれてこの方、膝のことなどそれほど考えずに生きてきた。膝を悪くするという想像などすることもなかった。でも、膝の故障(半月板損傷)を経験して、そうも言っていられなくなった。今はリハビリで試行錯誤中だが、そんな中でこの本を読んだ。
僕がマラソンを始めた際にも「ストレッチと筋トレが大事」と周囲の人に言われたが、両方とも苦手なのであまりしていなかった。そうこうしているうちの故障発生・・・。今さらだが、この本を読んでその重要性を頭で理解することができた。これからの自分の為に本気で取り組みたいと思った。やはり、ヒザは大事だ。
人間、失敗してみないとなかなか学習しないもので、僕も今までだったらこの本にまったく興味も無く見向きもしなかっただろう。でも、読んでみたら物凄く勉強になったし、もっと早く読んでおけば良かったとも思う。やはり予防が大事である。体の仕組みや健康管理の必要性など、一般的なことが書いてあるので元気な人が読んでも参考になるのは間違いなし。特に運動不足の人などには無理矢理にでも読ませたい一冊だ。オススメ!
自分のヒザと長く付き合う方法
★★★☆☆
Point1 アテネオリンピック 女子柔道チームドクター小山郁さんが書いた本
Point2 ヒザ寿命が「一生自分の足」で歩けるかを分ける
Point3 ヒザ寿命を延ばす為にはO脚を防ぐ〜ヒザ寿命を延ばすトレーニングの紹介
身体で一番最初に老化が進む部位の一つがヒザ。ヒザにも寿命がある。
O脚になる事により筋肉のバランスが崩れヒザ軟骨に負担がかかり、ヒザ軟骨をすり減らすことが非常に多い。
統計的にはほとんどの日本人がO脚になってしまうといっても過言ではない。
O脚になる→軟骨が磨り減り…ヒザ寿命となる
怖いのは一度軟骨をすり減らすと回復することはほぼ不可能
ヒザ寿命を延ばすために小山郁さんは以下の方法を薦めています。
1 ヒザ周辺の筋肉を鍛えてから歩く〜具体的なストレッチ方法の紹介
2 正しい歩き方の紹介〜あなたは正しい歩き方知っていますか?
3 歩くだけでは運動量は足りない〜具体的な対策の紹介
この他にも…
・骨は5年で入れ分かる
・関節が動く精密な仕組み
・骨が赤血球、白血球、血小板等の「血球成分」を作り出す〜骨は血液や神経をもサポートしている
等の、身体の仕組みを分かりやすく説明してくれています。
健康の為に歩く…だが、あなたが一歩、歩くたびにヒザ軟骨が磨り減る…。
長く歩きたいのならば、読むべき一冊だと思います。
歩く前に読む
★★★☆☆
ウォーキングもいいけれど、
ひざを痛めないようにしましょう、
ということがかかれた本。
ヒザの軟骨は磨り減ったらほとんど再生しないので、
ヒザには誰しも耐用年数があるのだということ。
その耐用年数を延ばすには、
正しい歩き方とか、O脚や肥満にならないことだとか、ヒザの周囲の筋肉を鍛えておくことなどが大切だということ。
そのほか、間接の仕組みとか、炎症のメカニズムとか、肩こりのこととか、
ヒザ以外の間接の痛みや怪我についても勉強できる。
本格的に「歩く」前に読んでおくべき本だと思う。