洗練された汎アフロラテンミュージック
★★★★☆
パンパを吹きわたる風にメッセージを乗せた ”Undelivered Letter”、これからの季節にぴったりです。シングルカットで愛聴して下さい。
思わず体をシェイクしたくなるds,percポリリズムの縦ノリに、アンサンブル管・アドリブ管&ピアノフレーズ・ギターリフを重ねる、抜けのいいケアフリーなラテンジャズがベース。 時にストリングスやコーラスが横の流れで優美さを、時にソウル風味の苦味ヴォーカルやエスニックヴォーカルが土着性を吹き込みます。 洗練された汎アフロラテンミュージックでしょうか。傍らにはモヒートをどうぞ。
やはり少し作った感があるので、次は、スモールコンボで心おきなく、デスカルガしたライブアルバムなんかを期待します。わかりやすいフレーズと装飾の反復は、ともすればあちら向きのファストフードになってしまいますので、雑多感とコレクティブな即興性に溢れる音楽を味わってみたいと思います。
すばらしい!
★★★★★
思わずレビュー書きたくなった!
まだ半分しか聴いてないのに。
買ってください!
泥臭い
★★★★★
非常に泥臭い音を奏で
非常に悪い香りがする音楽
銃声響く銃弾飛び交う道端で奏でる
ビッグバンドによる
最高の土着民音
私の2009年ベストアルバムです。
★★★★★
ライブ感溢れるオーセンティックなサウンドから、
人間の汗や心臓の鼓動までもが伝わってきそうです。
感性や即興性を重点に置いたサウンドの構築は聴く人間の魂を揺さぶり、
『既存の加工された音楽を破壊する。』そんなパワーを持っています。
このアルバムは、南米コロンビアに魅せられたウィル・ホランドが、
情熱を傾けて創りあげた傑作だと思います。
彼の音楽に対する底知れない探究心には、感動させられる。
M1の美しいピアノの曲から始まり、
最後までラテンミュージックが持つ芳醇さが、
ぎっしりと詰め込まれています。
M3のkabir of panamaの腰の据わったボーカルは、
強烈なラテンスピリットを放っています。バックボーカルも渋い。
M5はこのアルバムで一番コロンビアらしい曲で、
nida gongaraのボーカルが印象てきで、
ローカルな雰囲気をよくあそこまで演出できたなと関心します。
どの曲もトラディショナルな中に新しい感覚を発見できます。
ウィルだからこそ、その良さを抽出できたのだと思います。
私の2009年ベストアルバムです。
B+の映像がプラスされたDVDの発売も望れます。
また、多彩なミュージシャンの中にベロカイが含まれていることも、
ブラジル音楽ファンには注目です。
ミクスチャー格好良し
★★★★★
伝統的な南米音楽にラテンファンクやボッサジャズ、アフロビート、ニューソウルまでが旨くブレンドされ、とても格好良い一枚。
全体にピアノ使いで1本筋が通っているからか、通しで聞いても統一感があり楽しめる。
ボーカルの本格的泥臭さと楽曲のお洒落さが交互に展開され、1曲1曲でも良い曲多し。