時事英語には、新聞、雑誌、ラジオ、テレビとありますが、テレビは映像がないとわからない。ラジオは早口で、かなり端折るので、勉強向きでない。新聞記事は文法が独特(かなり省略形)。雑誌は難解な単語が多い。ということで、どれをとっても一長一短ありますが、本書は、新聞の社説ということで、文章が比較的やさしい。単語もよく使われる平易な時事単語が豊富で説明付き。しかも、ナチュラルな発音のCD付きということで、時事英語の学習には本当にお値打ちの一品。
一番よいところは、新聞記事やラジオニュースと違ってキチンとした文章になっているので、英作文(エッセイ)、口述(インタビュー)の試験などにすぐに役立つことではないでしょうか。くだけだ英語でなく、キチンとした英語を身につけられると思います。