文字を書くことの重要性は多くの本で見受けられますが、
掲示板、ブログ、ツィｯターなどのインターネットへの書き込みについて触れられているのは新鮮でした。

シャッキリした文章は良いのですが、ノリがややブログっぽいのが気になりました。
それが軽さを出して読みやすくしているというのも確かなのですが…。

新聞の広告で目にし、こちらのレビューを拝見して
気になったので購入してみました。
今流行の「書いたら願いが叶う」系の本かなと思ったのですが
インターネットでの書き込みについて考えさせられる物がありました。

皆さん目にしたりして経験があると思うのですが
匿名ゆえの誹謗中傷の書き込み、書いた本人は特定されないし
その行動が「いいか、悪いか」でジャッジしなくても
考えた事やった事がそのまま自分に返ってくるなら
「書いた事も自分に返ってくる」、目から鱗でした。

ＳＮＳ、ブログ、ニュースサイト、
芸能人のお祝い事やゴシップ、様々な出来事に一言言いたい時も
言葉に気をつけるように、自分の発する文字も気をつける。
ネガティブな分を書いてしまった後は消して
でも「人間だもん、ムカついた時は書いてやりたい！」と思う時は
必ず自分に返ってくる事を考えて慎重に書かなければいけません…。
それがわかっていればもう少しネットで傷付く人が減るなぁと思いました。

この本は書くとはどういう事かの心持やちのノウハウ本なので
自分の願いを上手く書きたい時は他の本も合わせて読むとよさそうです。

ちなみにイチローの将来の夢の作文が一部載っています。
私も小学生の時に書いた将来の夢の作文で具体的に書き願いが叶っているので
宇宙に書く時に、卒業アルバムに書くかのように具体的に書くのもいいかもです。
（長文失礼いたしました）

これだけネットが発達して、誰もがネット上に「書く」ことが
できるようになっているので、なんらかの「ルール化」が
必要かな〜と想っていたところだったので、この本がその
「答え」を明確に示してくれたように思います。

「書く」ことは「火久」ことなのですね。

書いたことはすべて、自分に返って来る…。

それも下手をすると、ずっと未来永劫…。

それがちゃんとわかれば、ネット上でも、
つまらないことを書く人は、きっと居なくなると
思うのですが…。

文章はとっても読みやすく、軽い感じですが、
書かれている内容は、とっても深くて、
ステキだな〜、好きだな〜と思いました。

ぜひたくさんの方に読んでいただきたい、
ステキな本です。おススメします♪